効果絶大!アーユルヴェーダの花粉症レスキュー
花粉症の原因は花粉ではない!?
花粉症でお悩みの方には辛いシーズンがやってきました。 目のかゆみ、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、肌トラブル、むくみ、だるさなどなど。。。 大変そうです 汗;
また最近では鼻の奥の上咽頭には免疫系が存在し、鼻のトラブルがある種の腎臓病や免疫疾患を引き起こしているケースもあるそうです。
(参考:病気が治る鼻うがい健康法 体の不調は慢性上咽頭炎がつくる)
実は、アーユルヴェーダは花粉症を軽減するのは得意なんです!
アーユルヴェーダでは花粉症を花粉の影響というよりは、春という季節の影響だと考えています。 春の時期は雪解けの季節で、植物が芽吹くところから、大気中に水のエネルギーが増えてきます。 人間の体の中でもどうように体液が停滞してあふれ出してきます。
氷が解けて流れ出すように、冬場に運動不足で高脂肪、炭水化物、アルコール、外食、お菓子を摂りすぎた人はそのつけが一気にあふれ出てきます。
やばい、わたしかも!? と思った人は、気が付いた時点で食事を気を付けるだけでも大分症状が違います。* ポイントとしては 体に余分な水分がたまらないように水はけをよくします。* アーユルヴェーダの花粉症対策を試した人は、程度の差はあれ皆さん効果を実感しています。 アーユルヴェーダの数あるレメディの中でも即効性がある部類ではないかと思います。 是非お試しを。
花粉症予防&対策
優先順位が高い順になっています。
夕食ははやめに軽めにすまします。
夜の時間はカファという水のエネルギーが増えています。20時以降の遅い食事はさけ、寝る3時間前までには食べ終わりたいものです。また内容も揚げ物、肉、乳製品、アイス、スィーツといった消化に負担がかかるものはやめます。
汗ばむ程度の運動をします。
溜めこんだ粘液を排出するにはなんといっても汗をかくこと!運動が望ましいですが、岩盤浴、サウナ、半身浴もすすめられます。
乳製品やヨーグルトは、冷たく、消化しずらいのでやめます。
どうしてもとるならホットミルクのお湯割りや、ヨーグルトを水で割って消化促進のスパイスをいれたスパイスバターミルクとしてとります。
白湯を飲みます。
沸かしたお湯をフーフーしながら飲むことで粘膜にゆっくり浸透しながら吸収されます。白湯は胃腸をあたため、老廃物の排泄を促します。
旬の野菜の苦味渋味をとります。
山菜、竹のこに代表される春野菜はデトックス&体外に余分な脂肪や水分を排出してくれる苦味・渋味が含まれていますので、積極的にとります。
ホームレメディ
生理食塩水で鼻うがいをします。
ごま油の点鼻(左右3滴ずつ)で鼻粘膜を保護します。 ごま油は、生絞りのものを100度に加熱し、自然にさましたものを使用します。
手に入ればアヌタイラというオイルがおすすめです。アーユルヴェーダの古典では次のように書かれています。
毎年、雨季、秋季、春季の3季に空に雲のない時にアヌタイラを使用するがよい。チャラカサンヒター第1巻第5章56
経鼻剤をしかるべき時に、規定された通りに用いる人の眼・鼻・耳は損なわれない。頭髪も髭も白くなったり、褐色になったりしない。また頭髪がぬけることはなく、むしろ増える。頭部硬直、頭痛、顔面麻痺、下顎硬直、慢性鼻炎、偏頭痛、頭部振せんは鎮静する。頭蓋部の血管・関節・腱は経鼻剤によって大きな力をつける。顔はおだやかでふくよかになり、声は滑らかで太く大きくなる。すべての感覚器官は澄み渡り、力強くなる。鎖骨より上部の病気が突如おこるようなことはない。高齢になっても頭部に威をふることはない。第1巻第5章57-62 頭部に油剤を用いて発汗した後(頭のヘッドマッサージ後、蒸しタオル)、綿にしみこませたアヌタイラを1日3回点鼻する。これを1日おきに7回行う。(現在は1日1回7日間連続)しかるべき時にこの油を用いればトリドーシャ(ヴァータ、ピッタ、カファ)を除去し、感覚器官に力を与える。風がなく温かいところに住み、滋養あるものを食べ、感覚器官を制御した後、この油を用いる人は前に述べたような効能を得る。第1巻第5章63-70
トリカトゥを朝晩小さじ半分+非加熱のはちみつ(量はお好み)と混ぜて1日2回朝晩とります。
トリカトゥは、ジンジャー、黒こしょう、フィファチをすべてパウダーで同量まぜたものです。
ガルシャナマッサージ(乾布摩擦) 絹手袋を使いリンパの流れにそって末端から体幹へ向けて乾布摩擦をおこないます。
目を洗います。 目は1日1回流水で2-3回洗います。 ドライアイ、眼精疲労もある方は、溶かしたギーまたはヒマシ油を1滴ずつ点眼するのもすすめられます。
※実践する際は自己責任でお願いします※