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ダイエット=食事制限+運動で痩せられない人もいる

私がエステティシャンとして働いていた時も、看護学校で肥満の人へのケアを学んだ時も、

ダイエット=食事制限+運動

というのが当たり前でした。

しかし、お客さまの中には 食事制限と運動をした結果、かえって体重が増えて全く減らない!!と悩まれている方がいます。

信じられますか?

この方がもし内科へ行かれたとしたら、きっともっと運動をするか、食事をもっと減らすように言われるのが目に見えています…

実は食事は減らさず、且つしっかり運動をしない方が痩せる方もいるのです。

食事を減らさず運動はほどほどにした方が痩せる体質とは

アーユルヴェーダの体質でいうとカファ・ピッタ体質の方がこれにあたります。

いわゆる固太りのタイプで、水分・脂肪・筋肉どれもたっぷり体についています。

大体はリンパの流れが悪く関節の内側がパンパンに張っています。もともと体の組織は丈夫なので通勤をしているだけでも筋肉がついてしまいます。

ですからジムで筋トレでもしようものならあっという間にマッチョに・・・普通の人の2倍近く筋肉量がつくこともあります。

そして悲しいことに体重はどんどん増えて一向にやせないのです。。。

また火の要素が強いので消化力が強く、食事を抜くと低血糖症状でふらふらになります。なので力が出ない、だるいといった症状がでてきてしまいます。

消化力が強いタイプに適した食生活とは

お勧めの食生活

本来このタイプは3食しっかり食べて、それこそ玄米を中心にお肉やお魚も適度にとりいれながらバランスよく食べても消化できる可能性が高いです。次の食事までにあまりにもお腹が空き過ぎてしまうようならそれは内容や質が消化力の強さにみあっていないということです。

食事を減らしてお腹が空き過ぎてついつい間食をしてしまうよりは、食事をしっかりとって間食を減らすのが血糖のコントロール的にもすすめられます。その上で筋トレやハードな運動はやめて、オイルトリートメントやヨガで滞ったリンパの流れをよくしてあげることが大事です。
湯船に半身浴しながらふくらはぎやお腹周りを優しくもみほぐします。

そうして滞った水はけをよくし、体脂肪を燃焼すれば、本来骨太で筋肉質なので引き締まった美しいボディラインを手に入れることができます。

控えたい食事・生活

体を冷やす食べ物、ヨーグルト、乳製品、果物、精製されたお砂糖を使ったスィーツは控えます。また頭をイライラさせ過食の原因となるジャンクフード、アルコール、チョコ、カフェインを控えます。

昼食後のお昼寝もNGです。

アーユルヴェーダの体重コントロールは、お一人お一人の体質・食生活を元にその人に合ったやり方を見つけます。単に痩せるということではなく、心も体も元気にハッピーになることを目指しています。