スピリチュアリティを豊富な例えでわかりやすく
ジヴァ・インスティテュートのスピリチュアル部門トップサトヤ・ヤラヤン・ダーサ(ババジ)が来日されました。
http://www.jivajapan.jp/seminar/2335.html
2日間のスクールでのセミナー+3泊4日のリトリートに参加してきました!
そこで学んだことのいくつかをご紹介していきたいと思います^^
ババジは技術者出身ということもあり、スピリチュアリティという言葉で表現できない世界を多くのわかりやすい例えで論理的に教えてくださいます。
人が苦しむ原因は2つある
幸福をまちがったところに求めている
欲求があってそれを満たしている限りは必ずまた苦しみがやってきて、より苦しみが強いほどその後、欲求が満たされた時幸せに感じることになる。つまり苦しみから逃れることを幸せと思い違えている。肉体レベルの幸せはすべてこのことである。
例えばかゆみ、かゆいから掻いたら気持ちいいが、痒いこと自体は嫌なこと。掻いて痒みが減るから幸せに感じるにすぎない。もし痒みが幸せならずっと痒い方が良くなってしまう。実際は痒みがなければ何も感じず苦悩もないわけで痒くもないのに掻いてもなんともない。
かゆみの例と同様、美味しいものを食べたり、SEXをして幸せに感じるのは、その前段階で空腹や、性的欲求というニーズがあって、その満たされない苦痛が満たされることに一時的な喜びを感じているに過ぎない。
お腹が空いていて食事を食べ始めれば幸せと感じるが、お腹がいっぱいになって食べ終わる頃にははじめほどの喜びはない。もし食事が幸福なら食べ始めら終わりまでずっと同じ幸福を感じているはずである。お腹がいっぱいになればもう食べたくないと思うかもしれない。嬉しい気持ちは食事からではなく空腹感からきていて、空腹であるほど幸せに感じている。このことから食事は空腹という苦しみを減らしているにすぎない。
神との繋がりなくして他者との関係を築こうとしている
人間はスピリチュアルな存在であるから、スピリチュアルな存在からしか幸福を得ることはできない。
例えるなら、電球は電気が流れてはじめて点灯する。電球に限らずすべての電化製品は電気と繋がってはじめて使えるようになる。
個々の人間が電化製品で神様が電気そのものである。
人間の存在の源は神なので神と繋がっていないと幸福はない。でも人間は神との繋がりを忘れているので、まるで電気を通していない状態で電化製品が存在していて電化製品同士が関係を持とうとしているような状態でうまくいかない。
苦しみから逃れ真の幸福を手にするには
私は神とつながっていて、あなたも神とつながっているということを理解してお互いの関係を築くことが正しい関係である。
神との繋がりを強めるには、まず神の存在を受け入れ、バクティヨガ(愛のヨガ)を実践していく。
ドクター・サトヤナラヤナ・ダーサ プロフィール
ジヴァ・インスティテュート・ダイレクター。インド工科大学(IIT)で最新テクノロジーを学んだ後ヴェーダの知識の学びを修めた稀有なヴェーダ学者。インド哲学の聖地ヴリンダ―ヴァンに拠点を置き、アメリカやヨーロッパ各国でインド哲学を教えている。ドクター・サトヤナラヤナ・ダーサの教えは多くの人々の生き方を変え、生きる真の目的を見出させたと言われる。ヴリンダ―ヴァンでは定期的にヴェーダ学習コースを開講している。10冊を超えるヴェーダ研究書を執筆。
サンスクリット博士号
インド哲学の6体系を修める
米ニュージャージー州立大学客員教授
仏テレ・ドゥ・シエル大学客員教授
タットヴァ・サンダルバ研究の功績が認められインド大統領から勲章を授与される