この部門では、病気を取り除くための様々な外科的方法が記載されています。技術や機械の向上により、現代外科は、最新の機械や治療方法で十分対応されています。しかし、古代外科もまた、とても発達し実用されていました。種々のアーユルヴェーダの教科書には、腫瘍、怪我、骨折、妊娠及び出産期の併発病などについてどのように治療するかということが詳細に記載されています。

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この部門では、病気を取り除くための様々な外科的方法が記載されています。技術や機械の向上により、現代外科は、最新の機械や治療方法で十分対応されています。しかし、古代外科もまた、とても発達し実用されていました。種々のアーユルヴェーダの教科書には、腫瘍、怪我、骨折、妊娠及び出産期の併発病などについてどのように治療するかということが詳細に記載されています。

しかしながら、インドは長い間(約1000年)外国に支配されていたため、この外科に関する部門はもっとも被害をうけました。多くの法規制により、古代のアーユルヴェーダ外科医は治療を行なう上でこの素晴らしい技法を断念させられました。こうした理由から、現代になって多くの努力がなされたにもかかわらず、アーユルヴェーダの外科治療は実際にはみられなくなりました。

「スシュルタ・サンヒター」を書いたスシュルタは鼻の形成手術の手法を発達させた第一人者です。この功績にスシュルタは今日でも形成外科の先駆者として認められています。彼の、施毛虫病(眼の病気)に対する外科治療は、この種の病気に対する現代の手術の技術とよく比較されるようです。スシュルタは眼の解剖学的構造を系統的かつ成功に扱った最初の外科医です。

このアーユルヴェーダの外科部門では、それら手術の技法について多くの記載があります。病気の治療方法として、種々の器具の使用や、外科的焼灼などに関する記載もあります。シャルヤ・タントラは、病気の苦しみをはじめて手術によって救ったことで特に知られています。薬やハーブを治療に使用した場合は、回復がそれほどはやくありません。また、アーユルヴェーダのその他の部門が何らかの形で、シュルヤ・タントラによっている事もこの部門を突出させています。チャラカでは、痔など特定の病気の治療に関しても「シャルヤ・チキツアー」を説明してきました。さらに傷の治療に関しても「シャルヤ・チキツアー」について述べられています。

上記の説明で明らかですが、「シャルヤ・チキツアー」や外科手術は、現代科学でもアーユルヴェーダでも飛びぬけていると考えられていました。古代テキストにある外科器具は、現代の技術の進歩を考慮するとあまり併用できる実用的なものではないでしょう。アーユルヴェーダの古典にでてくる器具は、石や、木や、その他この時代に手に入った素材で作られています。

isiusu01.jpg科学技術(電子工学やコンピューターなど)の発展は、現代外科手術を非常に発展させ有益なものにしてきました。しかし、古代の外科手術の原則に関して正しい調査が行なわれたなら、現代においても最も優れたものであることが証明されるといわれています。