春の過ごし方

アーユルヴェーダの古典によると、春の時期については次のように説明されています。

春季には、蓄積したカパが太陽光線によって刺激され、身体の火を阻害する。したがって多くの病気を引き起こす。・・・重性・油性・酸味・甘味の食物と昼寝をさけるべきである。春には運動・ウドゥワルタナマッサージ・薬用喫煙・うがい・点眼・ぬるま湯で排泄口を洗うなどを習慣的に行うがよい。チャラカサンヒター第1巻第6章27-32

春は粘液に注意する。春は液化して体液失調に原因する疾患に気を付ける。東南から不健康な風が吹く。スシュルタサンヒター第6章

カファとは水と地のエネルギーです。イメージとしては冬場に常温で固まっていたバターが、温かい時期になったらどろどろに溶けてしまったというように、体内に蓄積した粘液や脂肪、脂肪に蓄積した毒素が温かい季節とともに体がゆるみ、鼻水、はなずまり、むくみ、皮膚のかゆみ、喘息、アレルギーといったように体外にあふれだしてくるのが特徴です。

春はデトックスするには最適な時期とも言えますので、新たな毒素を溜めこむことなく、うまくデトックスして心も体もリフレッシュした状態で新年度をスタートしたいところです!

春を快適に過ごす食事ポイント

  • 週末断食をします

人間が1日で使えるエネルギーは決まっています。例えば3日間旅行に行くからと言って3日分携帯を充電できないのと同じように、人間の場合も夜の熟睡が充電にあたるのですが、それは1日分のエネルギーしかチャージできません。この1日の限られたエネルギーは多くの場合、食べたものの消化に使われています。この消化に使うエネルギーを断食することでセーブして、その分体内に溜まった毒素を排出させることに回すのが断食の醍醐味です。断食日にはゆったりしながら、お白湯を2L~2.5Lとります。体力のない方はリンゴまたはおかゆをとるのもよいでしょう。

  • 夕食ははやめに軽めにすまします。

夜の時間はカファという水のエネルギーが増えています。20時以降の遅い食事はさけ、寝る3時間前までには食べ終わりたいものです。また内容も揚げ物、肉、乳製品、アイス、スィーツといった消化に負担がかかるものはやめます。

  • 乳製品やヨーグルトは、冷たく、消化しずらいのでやめます。

どうしてもとるならホットミルクのお湯割りや、ヨーグルトを水で割って消化促進のスパイスをいれたスパイスバターミルクとしてとります。

  • 白湯を飲みます。

沸かしたお湯をフーフーしながら飲むことで粘膜にゆっくり浸透しながら吸収されます。白湯は胃腸をあたため、老廃物の排泄を促します。

  • 旬の野菜の苦味渋味をとります。

山菜、竹のこに代表される春野菜はデトックス&体外に余分な脂肪や水分を排出してくれる苦味・渋味が含まれていますので、積極的にとります。

春を快適に過ごすライフスタイル

  • 昼寝はしない

食事の後に寝てしまうと消化不良を起こします。アーユルヴェーダでは老人や子どもといった体力がないケースを除いては昼寝をすることは避けるようにすすめています。

  • ターメリック塩でうがいをする

春は花粉やハウスダストなどアレルギーを起こしやすい時期でもあります。抗菌・抗炎症作用のあるターメリックとお塩を一つまみ入れたぬるま湯でうがいをするようにすると予防になります。

  • 汗ばむ程度の運動をします。

溜めこんだ粘液を排出するにはなんといっても汗をかくことです!

  • 岩盤浴、サウナ、半身浴

体をじっくり温めて水はけを良くします。

  • ガルシャナマッサージ

絹手袋や痩身効果(渋味、辛味、苦味)のパウダーでリンパマッサージを行います。足先から体幹に向けて老廃物を回収するのをイメージして行います。

  • ウドゥワルタナ

痩身効果のあるパウダーとオイルを使用したマッサージです。パウダーの摩擦熱で毛穴を開きながら、毒素排出作用のあるオイルを体内に浸透させ、汗、尿、お通じとともに老廃物を排出します。

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