魂とは?

アーユルヴェーダでは、生命を身体のみならず、心、魂、五感もふくめてとらえています。
では、魂とは何でしょう?現代社会では、魂や、精神世界について教育されていませんので、私自身、この魂という考え方は未だはっきりとはとらえられていません。しかし、アーユルヴェーダを学ぶ上で、また、本当に健康になることを考えるのであれば、魂の健康が重要となるために、理解しておく必要があります。

アーユルヴェーダでは、次のように説明しています。
spirit【魂】とは、意識のもとであり、エネルギーのもとです。ですから、魂がないということは死を意味します。魂は直接 体と対話することができないので、心が、魂と体をつなぐ働きをします。

この関係は、発電所にたとえられています。電気は、発電所(魂)で作られ、送電線(心)を通って各家庭やオフィス(体)におくられます。これが体にエネルギーが送られる仕組みです。しかし、発電所のメインスイッチが切れてしまえば停電という事態に陥ります。つまり魂が心と体から切り離されてしまっているので心と体は苦しみます。この状態が幸せが見つけられないなど、病気の原因となります。

いくら外の世界に幸せをみつけようとしても、一時的な楽しみは別として、エネルギーのもとは魂にあるので、真の意味の幸福は見出せませないからです。魂自体は、意識のもとであり、幸せに満ちていますが、このメインスイッチがきちんと入った状態で、心が体への架け橋となっていなければ幸福や健康は得られません。

このように、幸福や健康を得るためには、自分が何かを知らなければなりません。多くの人は、自分とは体だと思っているために、体を気遣っている人は少なくありません。しかし、魂を気遣っている人はほとんどいないでしょう。自分が魂であることをしれば、これまでとは違ったアプローチができるはずです。

なぜなら、魂は、体と違い、永遠で、病気にもならず、決して死なないものだからです。魂はまた、平安で幸福なものです。自分が魂であることを知り、調和することの大切さをしることではじめて幸せになれるのです。