過去記事を修正加筆しています。
アーユルヴェーダでは不調がある時には必ず原因があると考えます。
現代医学ではほとんどの病気は原因不明もしくは追及しません。出ている症状を消す方法があるのだからそれでいいと考えます。
お客様でもありアーユルヴェーダの生徒さんでもあるIさんは、足の親指の皮膚炎に何年も悩まされていました。赤くはれ上がり痛痒くて辛かったため皮膚科を受診しますが、一時的にステロイドをぬってよくなってもまたやめると症状が出るのを繰り返していました。
皮膚科の先生に原因をたずねても皆わからないと答えるばかりで、革靴に使う成分がいけないのではないかと唯一言われたのでそれをやめてもよくなりませんでした。
ステロイドをぬると沁みたのにヒマシ油は全く痛くなかった。
アーユルヴェーダと出会ってまず ”ヒマシ油”をぬりなさいといわれて、え!?油をぬるのと驚いたのと半信半疑だったのですが、試してみたところ他の薬はしみて痛かったのが全く痛みを感じなかったので続けることができました。
1週間たつと赤みがだいぶ減ってクラスメイトもその変化に驚いていました。
皮膚炎の原因は血液の汚れ
アーユルヴェーダを学ぶ中で皮膚にトラブルが出ているときは、ピッタという火のエネルギーが乱れて血液が汚れているいることを知りました。指摘されたのは冷たい牛乳を水代わりに飲んでいたこと、また牛乳は他の食べ物と一緒にとると消化不良をおこし毒素を溜めるのだと知りました。
そこで牛乳は飲むなら食事以外の時に温めて飲むようにし量を減らしました。その分、お白湯を飲むようにしました。
またピッタを増やす辛いもの、アルコール、添加物の多いお菓子などを控えるようにしました。
すると1か月もするとすっかり足の状態が良くなったのです。
原因があれば症状は再燃する
すっかり症状がよくなったある日、友達に誘われて、激辛のタイ料理を食べ、お酒を飲み、牛乳も飲んだ日がありました。
するとあっという間にその晩から足の指がただれて腫れてきました。
この教訓から、いかに自分の食生活が症状と関係していたのかということを感じたそうです。
これぞまさに自分の体とコミュニケーションをとるということですよね。自分の体が出しているサインを的確に読み取って体に優しい食生活にかえること。これができるのは自分だけです。
だって自分が何を食べてどんな生活をしているかを検証できる人がいるとしたら、それは自分だけだと思いませんか?
アーユルヴェーダは自分で自分の主治医になることを目指しています。
もっと元気でハッピーな明日を迎えるためにアーユルヴェーダを活用しましょう♪
※ヒマシ油を使う場合の注意※
ヒマシ油は毒素を排出する作用がつよいため、皮膚トラブルの原因を取り除きながら外用を行わないと毒素が皮膚からより排出されて悪化することがあります!
今回のケースでは牛乳、アルコール、辛いもの、添加物を控えながら外用としてヒマシ油を使用したため改善したと思われます。
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