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スピリチュアリティを豊富な例えでわかりやすく

ジヴァ・インスティテュートのスピリチュアル部門トップサトヤ・ヤラヤン・ダーサ(ババジ)が来日されました。
http://www.jivajapan.jp/seminar/2335.html

2日間のスクールでのセミナー+3泊4日のリトリートに参加してきました!

そこで学んだことのいくつかをご紹介していきたいと思います^^

ババジは技術者出身ということもあり、スピリチュアリティという言葉で表現できない世界を多くのわかりやすい例えで論理的に教えてくださいます。

自分が誰かという事を誰も知らない

人が何かに強いストレスを感じている時、その多くは人間関係の問題からきています。

この人間関係がうまくいかない理由は、ババジによると”自分が誰かを知らない”ことが最大の問題だと言います。

自分のことがわからないので、当然他人のことも理解することができず、お互いの関係をうまく築けないということを繰り返しています。

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自分のことがわからない

相手のことも理解できない

関係がうまくいかない

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人は他人のことばかり見ているから自分が見えない

例えば、点呼する時、自分を数え忘れて人数が足りないと思ってしまうことがよくあります。

また目は目の前のものは見えますが、頬に何かついていても見えないように、自分の見える範囲で離れているものは良く見えるけど、あまりにも近すぎても遠すぎても見えません。

このように人間は周りばかり見て自分のことは見ていないことがほとんどです。このため自分は完璧で他人に欠点があると思って行動しがちです。

ペッパー君のようにロボットであれば自分を理解することはできませんが、人間には感情があり、考えがあり、自分を理解することができます。

そのためには自分の外部に目を向けるのではなく、自分を内観し、セルフアウエアネス(自己認識すること)が必要です

セルフアウエアネス(自己認識)はどうしたらいいのか

1.身体的特徴、生まれながらの体質を知る

プラクリティ 人それぞれ生まれながらの性質・気質があります。
自分と相手のプラクリティを理解できれば自分や相手がどう考えるのかという事が理解できるようになります。

2.心を知る

自分に考え、感情があるように相手にも考えや感情があります。
相手がどういう考えを持ち、どんな価値観があるのかを知ると、自分と同じじゃないと怒ったり、動揺しなくなります。
相手が自分の欲望どおりに動いてくれることを期待してはいけません。
他人が自分と100%同じ考えをもっていることはありえません。

3.寛容になる

人それぞれ生まれてきた背景も望みも違うので妥協することも必要です。
もし感情を我慢して押さえ続けると心の病気につながります。
または押さえつけていたのがある日怒りとして爆発してしまえばその対象となった人がそれに対してまた反応し関係がまた悪くなります。

4.トラウマを解消する

人間は過去の経験の印象を元に物事を判断しがちです。内観することでトラウマに気がつき心の毒素を解消していくことが必要です。

5.聴く技術を磨く

人の話を聞いている時、大抵の相手の言っていることに集中していません。相手が何を言いたいのか、相手は何を感じているのかに思いをはせて相手を理解しようとすることです。

セルフアウェアネス(自己認識)を深める方法

  • 目を閉じて座ります。深呼吸します。今自分が考えてること、感じていることをただただ観察します。これを続けていくとリラックスして心が休まります。
  • 上ができるようになったら、目を開けて行動している時も、すべての行為に対して観察します。最初は練習が必要ですが続けていくことでどんな時でも自分の観察者となることができるようになります。そうなると常に平和でグラウンディングできます。

    ドクター・サトヤナラヤナ・ダーサ プロフィール

    babaji2
    ジヴァ・インスティテュート・ダイレクター。インド工科大学(IIT)で最新テクノロジーを学んだ後ヴェーダの知識の学びを修めた稀有なヴェーダ学者。インド哲学の聖地ヴリンダ―ヴァンに拠点を置き、アメリカやヨーロッパ各国でインド哲学を教えている。ドクター・サトヤナラヤナ・ダーサの教えは多くの人々の生き方を変え、生きる真の目的を見出させたと言われる。ヴリンダ―ヴァンでは定期的にヴェーダ学習コースを開講している。10冊を超えるヴェーダ研究書を執筆。
    サンスクリット博士号
    インド哲学の6体系を修める
    米ニュージャージー州立大学客員教授
    仏テレ・ドゥ・シエル大学客員教授
    タットヴァ・サンダルバ研究の功績が認められインド大統領から勲章を授与される