サットヴァ パート1-病気になる・病気を癒すのに重要な要因-

現代では、肉体的な病気であってもその原因が心因性のものがほとんどです。私のクリニックにおける調査でも、心が病気を発現させたり、治したりするのに重 要な役割があることが明らかにされてきました。専門家の中には、すべての病気の原因は心もしくは潜在意識にあり、体は病気を具現化しているだけにすぎない と言い切る人たちもいます。・・・だとしたら、健康でい続けるために、この素晴らしい情報を日々の実践にどういかしたらよいのか理解することが重要といえ ます。
アーユルヴェーダでは心には3つのグナ(サットヴァ、ラジャス、タマス)と呼ばれる性質があるとしています。
サットヴァが多い心とは、平和的で、リラックスしていて、強い心です。この状態では、知性が働き、何が自分にとってよく、何が破壊的かみきわめることが出 来ます。
ラジャスは、活動的な心です。ただし、サットヴァが少なくてラジャスが多い場合には、ネガティブに活動的で、体にとって有害な食べ物や活動ばかり思いつき ます。
タマスは、静止もしくは停滞している心の状態です。これが多いと心が混乱します。

現代人の食生活はラジャスやタマスといった心を混乱させるものが一般的です。このため、知性が働かず、結果として体や心の正常な機能のバランスを崩すよう な食生活をおくっています。
ジョギングをしながら音楽を聞いたり、TVを見ながら運動をしたり、大きな音が流れているジムで、破れたような汚れたジーンズを着ている人の姿をよく目に するでしょう。これらはラジャスやタマスが多い心によって行動が混乱している玲です。

ラジャスやタマスといった心の状態は、心だけでなく体の機能のバランスを崩したり、壊したりします。研究では、近年よく見られる糖尿病、心疾患、心不全、 高血圧、肥満、免疫疾患は、精神的ストレスまたは心の状態が健康でないことに関連していることがわかっています。言うまでもありませんが、落ち込み、不 安、ノイローゼ、注意欠陥障害、双極性障害、統合失調症、不眠、ストレス、その他心に起因する問題はすべて、ラジャスやタマスといった心の状態から引き起 こされます。

では、私たちはどうしたらいいのでしょう?

アーユルヴェーダではとてもシンプルです。

サットヴァを増やし、ハッピーで健康的でいればよいのです。

パート2では、サットヴァをどのように増やしたらいいのかお話します。