この部門では年をとることの欠点を取り除く事を目的とした対処法や定則を扱っています。前に述べましたがアーユルヴェーダは健康で病気と縁のない社会を築くことを目的としています。そしてラサヤーナは、この目的をかなえるために非常に重要です。

現代社会において老人は大変苦しんでいます。その主な理由としては、現代文化が心理的な手助けをあまり提供していない事にあります。このことは、現代社会における非常に大きな問題です。だれも老人の面倒を見たがらず、中には、老人のための特別な家をもうけている国もあります。若い世代は老人をこれら「老人の家」にいれたがります。そこでは、老人はより苦しんでいます。なぜなら、この世代の人が必要として本当の愛情や世話をうけられないからです。

ラサヤーナ治療では、この問題に対する最善の解決策です。もし、若返り治療をはやい段階から実行し始めることができれば、年をとっても自分のことを気持ちよくこなすことができ、それほど他人の手助けを必要としないでしょう。そうすれば苦しみは軽減されます。ラサヤーナをすることは、若返ることを意味するのではなく、年をとっても自分で自分のことができることを意味します。
この分野では、個人の免疫を向上させるための非常に多くの公式が説明されています。要するにこの部門では、長寿のために個人が若さを維持する事を目的としています。つまり、老人や病人の社会ではなく、若々しく活力にあふれ、肉体、精神、魂が健康な人達の社会をめざしています。

ラサヤーナにより、生命力(オージャス)や、免疫力を高められるため、体の細胞や組織が再生されます。アーユルヴェーダ的にいうと、ダートゥ(体の構成要素)とドーシャに適切な栄養分がいきわたり、バランスが保たれているため、生きている限り健康でいることができということになります

サヤーナについて、説明しなければならない重要な点が一つあります。アーユルヴェーダでいう、人生の本当の目的とは、物質的な性質を楽しんだりや感覚を喜ばせることではなく、幸せで健康であり、他人を助けることにあります。
しかし、現代では感覚的な楽しみために、ラサヤーナをしたいと思うひとが多いです。そして、間違えなくこれらの人々は、強さや活力を得る事ができます。しかし、ラサヤーナの実際の結果は、特定の法則や規制に従う事によってのみしか得られないのです。とはいっても、私達は、生命の精神的な側面に関する教育がたりていないため奇妙に聞こえるかもしれません。