ダイコン(大根) 学名:Raphanus sativus var. longipinnatus) アブラナ科ダイコン属の越年草
アーユルヴェーダ的特徴 未熟のものは3つのドーシャを鎮静し、成熟したものは3つのドーシャを増悪させ、油で調理したものはヴァータを鎮静する。乾燥したものはカパとヴァータを鎮静する。チャラカサンヒター総論編166-169
有効成分 タンパク質、ブドウ糖、でんぷん、辛味成分の硫化アリル、消化酵素ジアスターゼ他酵素が消化を助ける、ビタミンC豊富
効果 消化促進、抗酸化、血行促進
頭痛 大根おろしを鼻に2-3滴。片頭痛の場合は痛い側の鼻から入れる。
ニキビ 大根おろしのしぼり汁に桃の葉5-6枚を煎じた汁を加えたもので洗顔する。
中耳炎 大根をすりおろし絞り汁に綿球を浸し耳穴へ差し込んでぬる。1日2回。その都度あたらしい大根おろしをつかう。はちみつでも同様の効果がある。
おたふく風邪 大根おろしをつくり包んでいたむところを冷やす。耳の中が痛むときは絞り汁を2-3滴耳の中にたらす
冷え症 大根の干し葉を風呂に入れると体が温まる。
丹毒 大根の葉を突きつぶして布を厚めに伸ばして患部を湿布する
【釈迦が残した健康法より】 アーユルヴェーダは仏教とともに日本に伝来し仏教医学の中で日本の気候風土に合わせたものが伝承されてきたと言われています。 『釈迦が残した健康法』という本の中で紹介されている日本でも手にはいる植物を使った健康法を紹介しています。 [amazonjs asin=”B000J8D9PG” locale=”JP” title=”釈迦がのこした健康法―無病息災の叡知 よく効く、元気になる、副作用がない (1979年) (タツの本)”] ※実際に試される場合には自己責任でお願いします。※ ※紹介するはあくまでホームレメディであり、病気がある方は病院を受診してください。※