骨盤は呼吸している
人間の体は知れば知るほどよくできてるなぁ~と思います。
その一つが骨盤と呼吸。
女性の1か月のサイクルに合わせて骨盤がしまったり緩んだりしているという記事を書きました。
https://ayurveda.jp/pelvis
実は1日の中でも骨盤は開いたり閉じたりしています。
骨盤の1日のリズム
朝 骨盤は閉まる
骨盤は蝶の羽が閉じるように閉まっていき、仙骨と鼻骨が後ろにそりあがり目が覚めます。
夜 骨盤は開く
午後になると骨盤は少しずつ開き、夜に向かって仙骨と尾骨が下がってきます。骨盤の開閉運動がスムーズにいけばしっかり睡眠がとれて心も体もすっきりした気分になります。
しかし、ストレスや緊張、夜遅くまでPCや携帯を見ていると交感神経(ヴァータのエネルギー)が優勢で寝つきが悪く、眠りも浅くなってしまいます。
寝るとき自然とうつぶせで足を曲げた姿勢をとっている時などは、骨盤を開こうとしているサインです。
あなたの骨盤は開き気味or閉じ気味
開き傾向骨盤
仰向けになって膝を左右に倒し足の裏はくっつけます。この姿勢が楽な人は開き傾向骨盤です。
椅子に座った時に膝が開くタイプで排泄に勢いがありません。
お腹がポッコリ出やすいです。
夜遅い食事を控え、内容も生姜入り野菜スープのような消化に優しい内容にします。揚げ物、乳製品、夕食後のお菓子はやめます。
閉まり傾向骨盤
女の子座りで背中を床につけた姿勢が楽なタイプ。
お尻がきゅっとあがってスマートだけど、寝付けなかったりイライラすることがあります。
通勤時電車の中でのスマホ、夜寝る前のスマホ(ネットゲームは最悪)は光刺激が脳神経を興奮させより神経を興奮、緊張させてしまいます。
寝る1時間以上前からスマホを控え、ヨガや呼吸法でゆったり過ごすのが理想です。
骨盤呼吸をスムーズにしよう!
骨盤呼吸がスムーズな人は、開き骨盤・閉まり骨盤 両タイプの姿勢を楽にとることができます。
両方ともきついようならフリーズ骨盤といって緊張がかなり強い黄色信号です。
骨盤の可動性が悪くなると、排泄や生理、生殖活動に影響を及ぼします。
夜は開き傾向骨盤のポーズを、朝は閉まり傾向骨盤のポーズを無理のない範囲でつづけることをおすすめします。
決して痛いのを我慢しないように!吐く息とともに少しずつ力を抜きながらやっていきましょう。