決断力、自身、体力の源はオジャス

いつも気が付くとイライラしていて、前向きな決断ができない、、、風邪をひきやすくて体力がない、、、

性格だからしょうがない、免疫力が低いのは昔から、、、と諦めていませんか?

アーユルヴェーダによると、免疫力の低さや、精神的な弱さにはオジャスが関係しているといいます。

アーユルヴェーダの古典の中では、オジャスが足りない人の特徴を次のように記しています。

いつもビクビクし、体力がなくなり、物思いに沈み、感覚器官が不快であり、顔色が悪くなり、気分がすぐれず、身体が乾燥し疲労する。 チャラカサンヒター1-17-73

オジャスとは?

オジャスは生命のエッセンスのようなものです。 人として母親のお腹の中で生を受けた時、胎児の心臓がオジャスで満たされることによって命がはじまります。そして心臓から体の隅々まで伸びる通路(血管など)をへてオジャスが行き渡ることで生命が維持されます。

オジャスは現代医学で何に相当するのか未だ解明されていませんが、色はギーのようで、味は蜜のようで、炒ったお米のような香りがするといいます。

心臓にあり、少し赤みと黄色みを帯びたきれいなものが、身体のオジャスと呼ばれるものでこれがなくなると人間は死ぬ。 生き物の中で最初に発生するオジャスの色はギーのようであり、味は蜜のようで匂いは炒り米のごとくである。 ちょうど蜂蜜が果実や花から蜂によって集められるように、人間オジャスは構成される。そのオジャスは自らの機能および性質によって人間を支える。 チャラカサンヒター1-17-74-75

生まれてきた人間のオジャスは、食べ物を消化・吸収し、全ての身体組織まで栄養が行き渡った後に残る部分からつくられると言います。ということは、食事からしっかりと栄養が吸収できていないと、十分なオジャスを作ることができません。

アハーラ・ラサは、ラサ(消化・吸収された最初の栄養液)、ラクタ(血液)、マーンサ(筋肉)、メーダス(脂肪)、アスティ(骨)、マッジャ―(骨髄)、シュクラ(精液)、オージャス(活力素)に栄養を与え、ダートゥ・プラサーダ(ダートゥの透明な栄養液)として知られる。チャラカサンヒター1-28-4

オジャスが減る原因

オジャスはドーシャではカファの質に近いと言います。反対にヴァータの質が増えるとオジャスは減ってしまいます。 現代人の食生活に当てはめてオジャスが減る原因をあげてみます。

  • 過度な運動(息が上がる、汗をダラダラかく、辛いと思って行う運動など)
  • 断食(過度な空腹を我慢して行う断食)
  • ストレス(心配、不安、恐れ、悲しみ)で精神的にエネルギーをもっていかれる
  • 乾燥した食べ物(パン、スナック、クッキー、シリアル、生野菜ばかり食べる)
  • 少食(食べている量が少ない、食事をぬくなど)
  • 限定した食事(6味<甘味・酸味・塩路・辛味・苦味・渋味>が含まれない食事、または味に偏りがある)
  • エアコンの風が直接あたる、職場が調理場など火を使い熱すぎる環境にいる
  • 乾燥性の飲料(利尿作用の強いコーヒーや緑茶などのカフェイン、アルコールの摂りすぎ)
  • 睡眠不足、睡眠の質が悪い
  • ホルモンバランスが崩れて過多月経になっている
  • (男性の場合)過度な性交渉
  • 加齢
  • 冬のような乾燥して寒い季節
  • 霊症

運動、断食、心配、乾燥性のものを食べること、少食すること、限定した食事をとること、強風や熱気に晒されること、おそれ、悲しみ、乾燥性の飲料、睡眠不足、カパ・血液・精液・その他の老廃物を過度に出すこと、時節の影響(年をとることおよび体力が奪いとられる季節)、悪霊にとりつかれること。チャラカサンヒター1-17-76-77

オージャスを高める食事

  • 温かくて汁気と適度な油分がある食事をよく噛んで腹八分で食べる
  • 非加熱のはちみつ(加熱しないでとる)
  • ギー(グラスフェッドのものを選ぶ)
  • 牛乳(A1牛乳、ノンホモ牛乳)
  • 生アーモンド
  • グラインドしたアーモンドをホットミルクにまぜてのむ
  • ゴールデンミルク ホットミルクにターメリックを入れてのむ
  • アロエジュースを20-30cc毎朝飲む

オージャスを高めるライフスタイル

  • じんわり汗ばむ程度の運動を楽しんで行う
  • 五感を正しく使う(使いすぎ、使わなすぎ、誤った使い方に気を付ける)
  •  尿意・便意を我慢しない、ゆっくりトイレに行く時間をつくる
  • 質のよい睡眠
  • 白湯を飲む
  • 湯船につかる
  • オイルマッサージ
  • ヨーガ
  • 深呼吸
  • 瞑想