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アーユルヴェーダをやっているとオイルって深いい~と思うことがしばしばあります。
でもその分使い方をしっかりおさえておくのが大事です。
そこで、オイルの基本のきをまとめてみました。

オイルには
体にぬっていいオイル と いけないオイル
食べていいオイル と 食べてはいけないオイル
があります。

体にぬっていいオイル、乳幼児&ピッタ体質向け

(植物性)飽和脂肪酸が主成分のオイル;酸化しにくく敏感肌、トラブル肌におすすめです。

ココナッツ油
ヤシの実からとれる。冷性のため乳幼児やピッタ体質(夏場、日焼け後、ヘッドマッサージ)向けです。20度以下で固まるので湯煎するか手で温めて溶かして使用します。また成分に含まれる中鎖脂肪酸がアルツハイマー予防になると注目されています。

シアバター
ロクシタンのハンドクリームでもおなじみのシアバター。ナイジェリアやマリ、ガーナといったアフリカ諸国に生息する「シアの木」の種子から採れる保湿力の高い植物性油脂です。常温では固形のため、オイルではなくバターと呼ばれています。主成分はステアリン酸、オレイン酸で、その他にリノール酸やパルミチン酸などの脂肪酸が含まれています。人の皮脂と似た成分ですのため肌にとても馴染みやすく保湿力が高いです。

ココアバター
チョコレートの原料になるカカオからとれます。主成分はオレイン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、抗酸化作用が高くコレステロールや中性脂肪を減らす効果があります。体温で溶けるため座薬や化粧品、石鹸、ローションなどのスキンケア製品にもとしてよく使われています。


ホホバオイル
アメリカの砂漠に自生する植物のオイルのため生命力が強いのが特徴です。
主成分は高級脂肪酸エステルで、酸化変質にしくく、ビタミンも豊富です。人間の皮脂によく似ているため、皮膚刺激がなく、すばやく皮下組織に浸透しコレステロールや老廃物を溶解してリンパ系に排泄させます。純度の高いものは人工心臓の潤滑液やアトピーの治療に使用されます。フェイシャルオイルとしておすすめです。

体にぬっても食べてもいいオイル

不飽和脂肪酸のオレイン酸系が多いオイルです。オレイン酸は、酸化しにくく、人間の皮脂を作る成分と似ているので皮膚、粘膜を保護してくれます。キッチンにおいておけば、料理にも外用にも使えて諜報します。

オリーブオイル
オリーブの果実から得られる植物油です。髪や頭皮のマッサージを行えば紫外線を予防します。胃腸の働きを整えます。お料理に使ったり、便秘の際はお腹にぬったり、夜小さじ1杯飲んで寝ることで緩下剤として働きます。

(スイート)アーモンドオイル
スイートアーモンドオイルとは、バラ科に属するアーモンドの木の仁(種子)を圧搾することで得られる植物性の油です。若返り作用の強いビタミンEがずば抜けて多く含まれています。保湿作用、抗酸化作用、抗炎症作用、皮膚軟化作用、鎮痒作用があり、全身のオイルマッサージににおすすめです。また左右の鼻に数滴点鼻することで記憶力が高まるとアーユルヴェーダでは考えています。

椿油
日本が世界に誇れるオイルの1つです。ツバキ科ツバキ属のヤブツバキの種子から採取される植物性油脂です。髪オイルとして有名ですが、UVカット,皮膚、粘膜、頭髪を保護する働きがあります。

ピーナッツオイル
、ピーナッツ(落花生)の種子から圧搾法で抽出後、高温精製される植物油です。抗酸化作用の高いビタミンE,ポリフェノールを含みます。血液循環をよくし、筋肉、靭帯、腱を強化、関節を滑らかにすることから、スポーツ前後に全身にぬるのがおすすめです。ただしアレルギーがある方はパッチテストをした上で慎重にお使いください。

体には必要だけど、むしろ食事ではとりすぎていて、体にはぬってはいけないオイル

不飽和脂肪酸のリノール酸系を主成分とするオイルです。

コーン油、サンフラワー油など。

体には必要で食事ではとりたいけど、肌にぬってはいけないオイル

酸化しやすく熱に弱いので、加熱せずドレッシングとして使用します。
不飽和脂肪酸のオメガ3系がこのタイプで、必須脂肪酸となり、血圧や悪玉コレステロール、中性脂肪を減らし、免疫力を高めてくれます。
アトピー,アレルギー性疾患の方におすすめです。

あまに油(フラックスシードオイル),しそ油など

食べるのも体にぬるのもやめた方がいいオイル

体に過酸化脂質を作るオイル

鉱物油、動物性脂肪(高度不飽和脂肪酸)
トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニングなど)

上にあてはまらない食べてもぬってもよいオイル

ごま油
ゴマ(胡麻)の種子に圧搾等の加工をして作られるオイルです。不飽和脂肪酸であるオレイン酸とリノール酸が主成分です。100度以上に加熱するとセサモール、セサミノールという抗酸化物質を生成、酸化を防止します。
げ物に使用するともたれにくくなります。

ごま油でマッサージオイルを作るには、太白ごま油を弱火で100度に温め自然に冷まし清潔なガラスの密閉ボトルに移します。使う際は湯煎して使います。加熱処理は購入時1回のみで大丈夫です。


ギー(牛乳の乳脂肪分)
牛乳を加熱ろ過し、水分、糖分、蛋白質を取り除いたものです。バターよりも腐敗しにくく、平均気温の高い地域において長期間、常温で保存ができます。
ギーは自分で作ることができます。
火傷にターメリックギーをぬったり、便秘の人は夜小さじ1杯のんでもよいです。また瞳エステ(ネトラバスティ)で使用するのはこのギーになります。

家庭の救急薬としておいておきたいオイル

ヒマシ油
トウゴマの種子を絞ってとれるオイル。
成分の90%はリシノール酸で以下のような特殊な働きがあります。
・抗菌作用
・下剤作用
・リンパ循環を促進する作用
・体内の細胞にこびりついた老廃物や毒素をはがし腸内へ運ぶ排泄作用

内服すると強い下剤として、腹部にシップした場合は緩下剤としてはたらきます。

打ち身、捻挫の時は患部にヒマシ油をぬっておくと治りが早くなります。

花粉症や眼精疲労、ドライアイには寝る前に1滴点眼します。


※実践する際には自己責任でお願いします。※

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ホリスティックデトックス協会
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