夏におすすめのスパイス・コリアンダーを紹介します。

★コリアンダー★

科名:セリ科

利用部位:種子・葉

原産地:地中海東部

和名:コエンドロ

香り:柑橘のような香り、セリ科特有の清涼感のある青い香り。    種子はレモンのようなやや甘くスパイシーな香りがあり、    葉は種子に比べると強い香りに青っぽい爽やかな芳香がある。

★コリアンダーの作用★

体を冷ます作用や消化促進作用、解毒作用、利尿作用があります。 熱性の辛味の食物に対する解毒剤として働き、 消化や吸収を促し、下痢にも効果的です。 夏におすすめなスパイスです。

★コリアンダーを使ったレシピ★

●コリアンダーウォーター

<材料>

 コリアンダーシード 小さじ2

 水         2カップ(400cc)

<作り方>

コリアンダーシードとフレッシュミントを水に入れ、

常温で一晩おき、漉して飲む。

<ポイント>

暑い夏の日や体の中に熱がたまっているようなときにおすすめの飲み物です。

一晩おいておく必要があるので、夏場は常備するとよいですね。

余ったコリアンダーシードを土に埋めればパクチーを育てることもできるかも!

●バターミルク(塩ラッシー)

<材料>

 プレーンヨーグルト 1/4カップ(50cc)

 水         1カップ(100cc)

 クミンシード    小さじ1

 コリアンダーシード 小さじ1/2 (冬はしょうがでも)

 塩(岩塩)     小さじ1/8

 コリアンダーリーフ 大さじ1

<作り方>

1.クミンシードを乾煎りしておく。

2.水とヨーグルトをミキサーやブレンダーで1~2分攪拌する。

3.乾煎りしたクミンシードと塩、コリアンダーリーフを2に加え、軽くブレンドする。

<ポイント>

バターミルクは、ヨーグルトを薄めたインドの飲み物です。

ヨーグルトはアーユルヴェーダでは消化に重く、単品で摂るものとされていますが、

このバターミルクだけは例外で、食後に摂ると消化促進として働くとされています。

日本のインドレストランで出てくる甘いラッシーとは全く異なるので

はじめは飲みづらいですが、慣れてくるとおいしく感じるようになります。

飲みづらければ薄めたヨーグルトにはちみつ(非加熱のもの)を入れてみてもよいでしょう。

乳製品は冷性といって体の余分な熱をとってくれますので、

同じく冷性のコリアンダーシードやリーフ、クミンとともにとるこもドリンクは夏場にもおすすめです。

記事:&スパイス 田口美緒

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