皆さんはどうやって知識を習得しますか?
本やTVや知り合いなどなど、その情報を得る手段は現代では無数にあります。
「知識は教えられるものではなく、自ら獲得するものだ!」←わが夫の主張
と考える人もいます^^
しかし、少なくとも自分について学ぶという作業には、自分以外の何者かが必要です。
なぜなら、人は周りのことは良く見えますが、自分のことは見る事ができません。
目の下にまつ毛がついていたとして、それを理解できるのは自分以外の誰かがまつ毛がついていることを教えてくれるからです。
例えば内視鏡を使えば胃の中の状態を見る事ができます。また胃にポリープが見つかったとしてそれを切除することも可能です。
ただし内視鏡を使っていいのも、ポリープを見つけたとして切除することができるのも熟練した医師だけです。
医師でない人が内視鏡を使ったり、医師であっても経験のない人がいきなり患者にメスをいれてはいけません。
もしそんなことがあったらどうなるか。。。病気が治るどころか健康な臓器を傷つけてしまうでしょう。
これと同様に自分の内面について学ぶというのは、肉体よりもさらに微細なレベルについて学ぶということなので、本当に正しい先生について行わないと大けがをします。
肉体レベルの怪我は自然と治るかもしれませんが、心は肉体よりももっと膨大な世界で前世からも含めた多くの感情をストックしているので、下手に扱えば精神を崩壊させてしまう可能性もあります
ジヴァ・アーユルヴェーダのスピリチュアルグルであるサトヤナラヤン・ダーサ先生は、正しいグル(先生)の見分け方について3つのポイントを教えてくださいました。
スピリチュアルグルを見分ける3つのポイント
そのグルにはグルがいるか
インドではグルビジネスが流行するほど、自称グルでお金儲けをしている方も少なくないそうです。ネットではフェイクグルリスト(偽グルリスト)が出回り、もちろん一流の偽グルであればそのリストにのらずに上手くやっている人もいます。
グルには医師免許のような資格がありません。
でも全く資格がないかといえば、本当はあります。
グルにはヴェーダの叡智を伝える伝統的な系譜があり、その資質をグルに認められたものだけが弟子となり学ぶことができます。
日本の昔ながらの職人さんもそうですよね!親方に認められてはじめてその技を教えてもらえるのと一緒です。
ですからこの1番目のポイントとしては、正統な系譜のグルから学んでいるかということになりますが、それを知るのは難しいので、少なくともグルから学んだのかということを確認します。
グルから直接習ったか
第2のポイントとしては、目の前にいるグルにはグルがいるということがわかったとして、ちゃんとその人から教えを受けたのかということを確認します。 グルがいるということだけでは、単に自分がその人をグルと仰いでいるというだけかもしれませんし、グルの本や教えを人づてに聞いて知ったつもりになっている可能性も考えられます。
グルから習ったことの通りに生きているか
ヴェーダでは身口意においてという言葉が出てきます。行い、発言、思い全てにおいてグルの教えのとおりに生きているのかということです。 口では物質をすべて放棄しなさいと言っているにもかかわらず、見た目だけ聖者の格好をしながら実際には豪邸に住んで贅を尽くした生活をしている、人が見ていないところでは不正を働いているというのでは信用がおけません。
本質である自分を探求するためのスピリチュアルな修行に皆さんが適切なグルを見つけられるよう祈っています。
因みにこれを教えてくれたジヴァ・アーユルヴェーダのサトヤナラヤン・ダーサ先生のグルは、いい家柄の出身だったのを放棄して牛飼いになり、先生はそのグルの下で牛の世話や先生の身の回りの手伝いをしながら25年間学んだそうです。
サトヤナラヤン・ダーサのヴェーダの叡智講座はオンラインで受講が可能です。 ご興味があればチェックしてみてください。
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http://jivaayurveda-college.jp/veda/
ヴィナーヤ・アーユルヴェーダ 萩島
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