願いが叶ったはずなのに・・・

ヴィナーヤ・アーユルヴェーダのハギシマです。

長年サロンに通ってくださっている男性経営者Aさんのエピソードです。

Aさんは、会社を経営するにあたり、

”もし夜 寝なくてよく、 いいアイディアがいつでも湧いてくる状態になったらどんなにいいだろう”

と思っていたそうです。

そして、去年くらいから瞑想を日常的に行うようになったところ、 半年ほど過ぎたあたりから直感がさえわたり アイディアが直感的に降ってくるようになりました。

お陰で会社の業績は右肩上がりだそうです。

一方、喜んでばかりいられないことが起きました、

感覚器官があまりにも研ぎ澄まされてきて、 見えなくていいことまで見えてくるようになったそうです。

おばけということではないですよ(;’∀’)

要は人の心といいますか、社員が心でどう思っているのかということや、 この状態で行くと先々どうなっていくかいった先の未来が見えるようになってきたといいます。

そのことが、理想の未来へいきたいという焦燥感にかわり、 自分にも社員にも高い理想を掲げて追い込んでしまったり、 理想からはずれてくる事に対していつも不安や緊張を感じるようになりました。

また、アイディアや直感は寝ているときにも容赦なくなってきて、熟睡できません。

充分休めないので、体が悲鳴をあげはじめました。

まずは瞼の痙攣からはじまり、体の色々な個所に神経痛を感じるようになりました。

皆さんこのエピソードをどう思われますか?

ある意味、Aさんが強く思った願いは叶っているのです。

寝なくていいようになりたい⇒眠れない いつでもアイディアが湧いてくるようになりたい ⇒常にアイディアは湧いてくる一方、見たくないものまで見えてしまうようになった。

願いは叶ったものの、想像していたものとは違っていました。

エドガーケイシーのリーディングで何度も出てくる有名なフレーズがあります。

神を欺くことはできない。何であれ、人は蒔いた物を、いつか、どこかで必ず刈り取らなければならない。 God is not mocked, and whatsoever a soul soweth, that must it somewhere, sometime reap. (3660-1)

心で思ったことは必ず叶うのです。 だから何かを願う時には慎重にしなければなりません。

エドガーケイシーは次のようにも言っています。

真理の種を蒔きなさい。ただし蒔いた種を何度もほじくり返してはなりません。その結果は、その成長は、神に任せるのです。 SOW the seeds of truth, but DO NOT continue to scratch them up – but leave the results, the increase to Him. (262-118)

ヴィナーヤ・アーユルヴェーダ 萩島

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