本質を追求していく一年に

明けましておめでとうございます。

今年はついに新しい元号になりますね!天皇陛下のお言葉には心を打たれるものがありました。

皆さんはどこでどのように一年をスタートされましたでしょうか。

私は地元の七福神めぐりをするのが恒例になっているのですが、
そのお参りの途中でとおりががった中国大使館の壁に目がとまりました。

そこには様々な漢字の成り立ちが記されていたのですが、
中でも印象的だった2つの漢字をご紹介します。

ますは、【好】という字。こちらは、女性が子供を大切に慈しみ抱く抱く姿をあらわしていて、うつくしい、このましい、よろしいの意味だとあります。

自分では何もできない赤ちゃんにとって、食べること、排泄の後始末、生きるための環境を整えること、これらを100%他人に頼っています。そしてそれを無条件にやってくれるのがお母さんです。好き、嫌い、と軽く選別する言葉に使ってしまいがちですが、本来は母の無償の愛を表す美しい言葉なのだと感じます。

次に【安】という字、安心、安全、に使われる字ですが、その意味は

女性が家の中でひざまずき祈る形

からきていると説明されています。
家の中で女性が祈っているということは、
家族の幸せ、健康を娘、妻、母である女性たちが祈っている姿が目に浮かびます。

何気なく使っている言葉の意味を深く気が付かせてもらうことが今年のはじまりだったことから、
今年は物事の本質をより追求していく一年を過ごしたいとあらためて感じました。

インターネットやインフラの進化で世界は益々お互いに交流し合うことでしょう。

環境や立場が変われば見えてくる世界が変わります。多くの価値観や感情を知る機会も増える事でしょう。そんな中、本当に大事なことは何か、本質を追求する姿勢を持ち続けることで、人生のお役目をはたして生きたいと思います。

記事:ヴィナーヤ・アーユルヴェーダ萩島

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