アレルギーとは

アレルギーとは、特定の物質に対して体が過度に反応していることを示しています。アレルギー反応は、湿疹、蕁麻疹、花粉症、熱、喘息などとしてあらわれます。

アレルギーの原因

アレルギーの原因は多岐にわたります。遺伝、性別、人種、年齢といった内的要因や幼児期の感染症、環境汚染、アレルゲンレベルや食事の変化といった外的要因があります。

アレルギーのアーユルヴェーダ的解釈


アーユルヴェーダでは、アレルギーは消化がうまくいっていないことによって引き起こされるとしています。

アレルゲンと接触すると、ドーシャのバランスが崩れ、乱れたドーシャ毎に毒素が放出されることで、特定のアレルギー症状があらわれます。例えば、ピッタドーシャ(火)が乱れると熱性の毒素が放出し、ラサ(血漿)、ラクタ(血液)、マーンサ(筋肉)、ラーシカ(リンパ)などの深部組織に蓄積します。毒素がさらに深い組織の汚染を引き起すことで、様々な皮膚アレルギーがあらわれます。カファドーシャのバランスが崩れた場合の毒素は、呼吸器系の通路に蓄積して詰まりを起こし、呼吸器アレルギーの原因となります。

以上よりアレルギーに対するアーユルヴェーダ治療は、バランスを崩したドーシャを和らげ、消化力を回復させ、食事やライフスタイルを変えてドーシャのバランスを整えます。

アレルギーに対する食事と生活の処方

・遅くても寝る2時間前には食事を終える。

・1日を通して白湯を飲む。

・消化に負担がかかる乳製品、揚げ物、冷凍食品、米、豆、マメ科の野菜を避ける。

・スパイス、ピクルス、唐辛子を調理に使うのは最低限にする。はちみつ、ナッツ、種子類は適量なら良い。

・過度な運動、肉体的な活動はさける。

・ヨガや呼吸法(プラーナヤーマ)をとりいれる。

アレルギーに対するホームレメディ

アレルギー症状の緩和

・にんじん100ml、ビーツ50ml、キュウリ50mlのミックスジュースを200mlとる。

アレルギーのもとになる毒素を排出しアレルギーを予防する

・コップ1杯の白湯にレモン1/4個を絞ったものにハチミツを小さじ1杯入れて朝空腹時にとる。

・野菜または果物のしぼり汁1/2カップ又は水にひまし油5滴を入れ、朝空腹時にとる。またはターメリック小さじ1/3とアムラ小さじ2/3を混ぜたものを水で1日2回とる。

参考サイト

jiva ayuruveda

https://www.jiva.com/diseases/chronic-fatigue-syndrome/

※上記に紹介しているのはあくまで治療をサポートするものであり、症状が改善しない場合は必ず医師の診察をうけてください。

記事 ヴィナーヤ・アーユルヴェーダ 萩島

ホリスティックヘルス通信を購読する

下記ページよりご登録ください

https://kamiogi.vinaya-ayurveda.com/news/newsletter/