血圧をコントロールするマルマセラピー アーユルヴェーダでは全身に107か所マルマと呼ばれるエネルギースポットがあるとしています。

このマルマポイントを介して全身にプラーナという生命エネルギーが分配されています。もし特定のマルマポイントにブロックがあり、プラーナの流れが乱れているところがあれば、当然そのマルマポイントが支配している領域に不調があらわれます。

中でも今回ご紹介する血圧に関係するマルマは特に重要です。全身のすべての細胞は血液から酸素や栄養をもらっていますので、それを送り出すポンプである心臓の働き、血圧が正常であることは生命維持に欠かせません。

血圧をコントロールするタラフリダヤマルマ

マルマポイントとしては、手のひらのタラフリダヤマルマが呼吸器系、循環器系を整えるマルマになります。探し方は、中指をおった時にくる手のひらの中央部です。

ここを反対側の手の親指で刺激します。 リラックスした状態で自分の脈拍の速さで15回ほど刺激します。 1日に3-5セット行います。

高血圧の人は、左手のマルマをより多く刺激します。 低血圧の人は、右手のマルマをより多く刺激します。

血圧をコントロールする食生活のポイント

血圧をコントロールするには以下の3つのポイントがあります。

1.ヴァータ(風のエネルギー)のバランスをとること

2.心臓のアーマ(毒素)をとること

3.血液の浄化をすること

食事

□ アルコール、コーヒー、紅茶(カフェインのもの)タバコをさける

□ 食事の時間を固定する(2-3食食べる)

□ 新鮮な野菜、穀類を中心とした適度に汁気と油分を含む食事をとる

□ つくりたての食事を良く噛んで心をこめてたべる

□食べ過ぎない

□ 白湯を飲む

生活

□ 朝日を浴びる

□ 日中汗ばむ程度体を動かす

□ 腹式呼吸を心がける

□アーサナ(コブラのポーズ、肩立ちのポーズ)

□瞑想をする

□よく笑う、心を楽しくすること

□ 昼寝をしない

□ 夕食は20時までに軽くすませる

□ 入浴は夕食前にすませる

□ 夜10時より前に眠くなったら寝る

□ 布団に入ったら大の字で深呼吸する

ホームレメディ

□夜寝る30分前にホットミルク(+シナモン)を飲む

□頭・背中・お腹をオイルテラ#1でマッサージした後、5-10分おいて蒸しタオルで温める

記事 ヴィナーヤアーユルヴェーダ萩島

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