アーユルヴェーダには、ラサーヤナと呼ばれる”若返り”の専門分野があります。心身ともに健幸な状態を維持することで、寿命を迎えるまで今世でのお勤めを全うすることをアーユルヴェーダはサポートしてくれます。
ホリスティック・ケアセンター創設者である安田先生は、既に”後期高齢者”と呼ばれるご年齢でいらっしゃいますが、出会った14年?以上前から全く見た目が変わっておらず、75才を過ぎてケアセンターを立ち上げられるほどのバイタリティーです!(@@;アーユルヴェーダ恐るべしです。
ヴェーダの古典の1つには次のように書かれています。
新鮮で、みずみずしく、滑らかで、油分があり、肉体を強くし、見た目にも綺麗で、味も美味しい食べ物は寿命を延ばし、心の落ち着きと集中力を高め、体を強く健康にし、喜びを与える。バガバッドギーターch8-10 具体的には以下の5つのポイントを押さえれば、1か月後には―5才は若返っていると思いますよ^0^
プラーナの多い食材をとる
プラーナとは”生命力”を意味します。新鮮な穀類やお野菜は買ってきてからしばらくすると芽や根がのびますが、これはその食材の中にプラーナ(生命力)があることを意味します。一方、食品添加物や動物性の食材はそれ以上生命が続いていくことがありません。私達人間はプラーナ”生命力”を取り入れることで命を繋いでいるので、プラーナのある食事を作り立てで摂るのがすすめられます。
体の酸化を予防するアルカリ食品をとりいれる。
アルカリ食品には、穀類、豆類(特に緑豆)、海藻類、ギー、牛乳、緑黄色野菜(特にアスパラ、にんじん)、ドライフルーツ、アーモンド、クルミ、バナナなどがあります。
ギーを購入する際は、グラスフェッド、平飼いのものを選びましょう。
それ自身の力を失わずに、混合して用いられるものの潜在的な力を受容することができるために特に優れている。ギーはピッタとヴァータを除去し、ラサ、精液、オージャスに有益であり、灼熱感をなくし、身体を柔軟にし、声と顔色をよくする。チャラカサンヒター13
牛乳は飲んでお腹を下す人はあっていません。摂るなら、低温殺菌、ノンホモミルクを選び温めて食事とは一緒にせず単品でとるようにしましょう。
甘味、冷性、柔性、油性、濃密、平滑、粘着性、重性、緩慢性、清浄という10の属性をもつ。以上の属性はオージャスと類似の属性なので、牛乳はオージャス(活力素)を高めることができる。たがって牛乳は延命薬(ジーヴァニーヤ)としてもラサーヤナとしても最高のものである。チャラカサンヒター1.27.217-220
ラサーヤナになるハーブをとる
脳のトニック:ツボクサ 男性:アシュワガンダ 女性:シャタバリ
ピッタ(熱、酸)を増やす食事はさける
アルコール、コーヒー、辛いもの、すっぱいもの、肉、レトルト食品、揚げ物など
体質に応じた食事をとる
ヴァータ体質・・・温かくて汁気、適度な植物油を含む食事をとる。
ピッタ体質・・・アルコール、カフェイン、刺激物をさける、甘味の果物と水をとる。
カファ体質・・・乳製品、揚げ物、スィーツを避け、食べ過ぎない、ショウガやスパイスをきかせた食事や味噌汁、豆のスープがよい。
記事 ヴィナーヤアーユルヴェーダ萩島
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