こんにちは!
アンドスパイスの田口美緒です。

まだ寒いですが、少しづつ日が長くなり、春めいた空気が感じられる日も増えてきましたね。
春はもうすぐそこ♪待ち遠しいですね!

さて、春といえば、花粉症…という方も多いですよね。すでに飛び始めているという方も。

アーユルヴェーダでは、春は冬の間に溜まっていたカファという水と地の質が溶け出していく季節です。

ご自身の体の中にも、冬の間に溜まっていた粘液や脂肪や毒素などが、春の暖かさにより溶け出し、鼻水やむくみ、アレルギー、などの不調が現れることがあります。
冬の間にカファをため過ぎないことが大事です。

塩分(ナトリウム)は水分を吸収しやすいので、この時期は塩分控えめにすることが大切です。消化に重い揚げ物や肉、乳製品なども、取りすぎないほうが良いでしょう。

反対に、この時期におすすめなのが、カリウムを豊富に含む、お豆です。レンズ豆やムング豆は、むくみ解消、利尿作用もあり、水はけをよくしてくれます。そして消化にもとっても軽いです。

皮なしの赤レンズ豆やイエロームング豆は浸水なしで30分くらいで煮えるので便利ですよ。

先日行われたアーユルヴェーダお料理教室でも、レンズ豆のスープをお出ししたところ、好評でした。
レシピを紹介しますね。

<レンズ豆のスープのレシピ>

<材料>

オリーブオイル 大さじ1

クミンシード 小さじ1/2

★玉ねぎ 1個 (1cmの角切り)

★セロリ 1/2本分 (1cmの角切り)

★セロリの葉 適量 (ざく切り)

★人参  半分  (1cmの角切り)

★お好みのきのこ 

半パック赤レンズ豆 4/3カップ (※豆を減らしてより野菜スープっぽくしてもOKです)

塩     小さじ1

ギー    大さじ1

パセリ   適量(きざんでおく)

<作り方>

1、なべにオリーブオイルを敷き、クミンシードに入れて中火にし、クミンから泡が出てよい香りがしてきたら★の野菜をすべていれる。

2、野菜を炒め、火が通ったらレンズ豆を加えて軽く炒める。

3、油が回ったら、具材の5cm程度上まで入れ、塩も加える。

4、沸騰したら弱火にし30分程度煮る。

※豆が水分をよく吸うので時々チェックし、こげつきそうになっていたら水を適宜足す。

5、30分後、ギーを加えてコクを出し、塩味もチェックして調節する。

6、仕上げにパセリを加えて完成。

【ポイント】

・クミンは使ってますが、それ以外は洋風スープっぽく、食べやすく仕上げました。

・野菜から出るだしとクミンがだし代わりになっています。塩分も少なくてすみますね。

・お豆も同じなべで煮ることで、豆からでるだしや栄養も逃さず食べられます。

・玉ねぎ、セロリ(特に葉っぱ)、きのこはよい出汁が出るので、使ってみてください。あとの野菜はお好みで。

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