そもそもホルモンとは何か?ギリシャ語の”刺激する”という言葉が由来となっています。体の細胞は実にリズムよく新陳代謝を繰り返していますが、この新陳代謝は代謝酵素やホルモンが担当しています。
建築に例えるなら食べたものは資材で、実際に家を建てる大工さんが酵素やホルモンということになります。この酵素やホルモンが正しく働いているか数が十分かどうかをモニタリングしているのが脳になります。
代表的な女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)がありますが、この原料はなんとコレステロール!悪者のイメージがあるコレステロールですがホルモンの材料となるだけでなく、脳の栄養・燃料になることもわかっています。
ですから極端なダイエットで体重が減少したり、油を抜きすぎた食事でコレステロールが不十分になると生理に関連したトラブルを引き起こしたり、将来的には認知症や神経学的な問題を引き起こす可能性もあるといわれています。
適正な体重を維持すること、特定の栄養素に偏らないバランスの良い食事はホルモンバランスを整える面からみても大事なんですね。
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