子供は免疫力がまだ十分に発達していないので、成人よりも感染症に罹りやすくなっています。

アーユルヴェーダには子供の健康を保つための予防的方法がマッサージ、部屋の清め、毎日の入浴、衛生管理、清潔で栄養に富む食事など、多岐にわたって記されています。

新生児の免疫UP

生後3日目に薬用化した(eg,ブラミー,ヴァチャー,シャンカプシュピなど)はちみつとギーを混ぜたものをなめさせます。これは脳神経を強くし、脳の
トニックになります。

新生児の沐浴

日々の沐浴は、免疫力を強化すると同時に、体を温める目的があります。薬用ハーブを入れた湯で毎日入浴させます。また温めた金または銀の棒を入れて温めたお湯もよいです。入浴は傷つきやすい皮膚を感染症から守るだけでなく、皮膚に心地よさを与えます。

乳幼児の歯ぐきはまだ柔らかいので、口も洗ってあげます。少し年長になった子供には、毎日お風呂にはいること、毎日歯を磨くこと、髪を整えること、爪を切ること、手を洗うこと、といった衛生習慣に徐々に慣れさせます。

☆新生児(生後1ヶ月まで)用手作り石鹸
ヒヨコマメのパウダー大さじ1+小麦大さじ1+マスタードオイルでボールをつくり、ベビーの毛の流れにそって洗います。ベビーの産毛をとり、よごれをおとします。

ヒヨコマメパウダー大さじ1杯+ヨーグルト大さじ1杯を混ぜたものを使用してもよいです。

☆新生児用の薬用バス
500mlの水に15-20gの割合でニームの葉を入れて沸騰させたものを自然に冷まして入浴させます。免疫力を高め、体を温める作用があります。

ベビー服もニームウォーターで洗濯するのがよいです。

部屋の清め

薬効のあるハーブを焚いた清めは、入浴後の乳児を元気にします。香木の香は子供が暮らす環境を殺菌し、細菌感染から守ってくれます。

アーユルヴェーダのドーパナ(護摩焚き)は、乳幼児の近くで薬用ハーブと鉱物を焚いて行われます。

護摩にはフランキンセンス(乳香)、ベデリウム(グッグル)、杉の樹脂、バレリアンの樹皮、ゴボウの根、菖蒲、ニーム、バジル、ラベンダー、サンダルウッド(白檀)など、芳香を放つ樹木の樹脂、樹皮、葉が使われます。

ラベンダーやサンダルウッドの芳香は多動を落ちつかせる効果があります。フランキンセンスは空気を清め、穏やかな夢を誘います。サンダルウッドや蓮は子供の免疫力を高めます。

ベビーの虫除け

マスタードシード、ガーリック、ニーム、セサミシード、アサフォリダを入れた小袋をママとベビーが見につけます。これらのハーブには消毒・殺菌効果があります。