yogurt

乳製品はサトヴィックな食べ物

アーユルヴェーダでは乳の中ではヤギの乳が一番消化しやすくすすめています。
牛乳も体にはいいのですが、ヤギの乳にくらべると脂肪分が多く消化しづらいです。
とはいえ、アーユルヴェーダでは牛乳はサトヴィックな食べ物を考えています。
サトヴィックとは、純粋なとかピュアな、クリーンさを表すサンスクリット語です。
体の栄養だけでなく、心をリラックスさせ、眠りの質を良くしてくれると言われています。
私も乳製品大好きです。

産地、加工の問題

残念ながら日本で流通している乳製品は、アーユルヴェーダが考える乳製品とは大分違います。

市販の牛乳は賞味期限が来ても見た目全然かわりませんよね?

搾りたての牛乳を放置しておくと乳脂肪が分離してういてきます。

そうならないように日本流通している牛乳のほとんどは高温殺菌牛乳です。

ホモジナイズという加工がされているのですが、牛乳の脂肪球が細かくこなごなになっているので、消化吸収がよくなる反面、脂肪の膜に保護されていたタンパク質などが急速に体内に取り込まれることで、おなかをこわしたり、アレルギーの原因になったりします。

また乳製品はとても栄養価が高いですが、それは消化しづらいということでもあります。

アルコールを飲む前に牛乳を飲むと酔わないといいますが、これも胃粘膜を牛乳が保護するからです。

ということは、食事と共に牛乳や乳製品をとると、他の食べ物の消化・吸収を阻害してしまうということでもあります。

また牛乳やヨーグルトをとってお腹がゴロゴロする人は、乳糖不耐症といって乳製品を消化しずらい可能性があります。

アーユルヴェーダでは、牛乳と塩、酸味、肉、魚を一緒にとると体内に消化不良を起こし毒素を発生すると考えています。

乳製品で出やすい二大疾患

乳製品がお好きで摂りすぎなお客様で多い2大症状としては、

鼻炎 と 皮膚湿疹  です。

鼻炎は、朝方の鼻水、鼻づまりをはじめ、花粉症や副鼻腔炎も含まれます。

皮膚湿疹に関しては、蕁麻疹、アレルギー性皮膚炎、原因不明の皮膚湿疹をふくみます。

毎日のように 牛乳、ヨーグルト、チーズと 乳製品をトリプルでとっているような方は要注意です!!

摂る回数を減らす、牛乳ならノンホモミルクを選び、温めて摂る。

ヨーグルトには酸味の強いキウイ、グレープフルーツ、ベリーといった果物は入れない。
またこれらの果物と一緒にスムージーにしない。ホワイトソース、ホワイトシチューを使った肉、魚料理は控える。

アーユルヴェーダの古典チャラカサンヒターではヨーグルトについて次のようにいています。

夜にヨーグルトを食してはならない。またギー及び砂糖を混ぜないで食してはならない。ムング豆の粥とともに食さなければならない。はちみつとともに食さなければならない。温めて食してはならない。アーマラキーなしで食してはならない。ヨーグルトを好む人がこれらの規定を無視すると、発熱、ラクタピッタ(出血性の病気)、ヘルペス、皮膚の難病、貧血、めまい、黄疸にかかるであろう。第1巻第7章61-62

ここでも血液が汚れるといっており、それが慢性の炎症性疾患→各種アレルギーと言えます。

現代の栄養学ではアレルギーにヨーグルトをすすめる説もありますが、症状が出ているときに 乳製品を控えてみて症状が改善するようであれば、ヨーグルトが原因であったことがわかりますよね!改善しないまでも症状に変化がないのであればやめてみることをおすすめします。

勇気をもってやめてみてください。何も悪いことは起きないはずです。

栄養があれば体にいいとは限りません!!

消化できて、正しく吸収されて初めて栄養になったといえるのです。

ちなみに、アーユルヴェーダではラッシーにして飲めばヨーグルトは消化促進になるといいます。

ラッシーについての記事はこちらhttps://ayurveda.jp/buttermilk

またヨーグルトを使った抑うつ気分を解消するのにおすすめのレシピもあります。https://ayurveda.jp/homeremedy

「身体に良いらしいから食べる」という発想はいいのですが、食べた後体がどうなったかまでちゃんと感じて、自分に合っているのかどうか、ちゃんと消化できたのかどうか確認することを忘れないでくださいね。