過多月経に対するアーユルヴェーダ的アプローチ
過多月経に関連する症状
生理の出血が多い
下腹部や仙骨がひきつれる感じや痛みがある
疲れ
頭痛
体が重い
便秘
胸が敏感になる
消化不良
貧血
サンプラプティ(病因)
ピッタドーシャが過剰になる
↓
血液の汚れ
↓
骨盤エリアに移動する
↓
アパーナヴァータが乱れる
↓
生理の出血量が増える
関連するドーシャ:ピッタ、アパーナヴァータ
関連するスロータス:raktavahi srota
関連するダートゥ:ラクタ
過多月経に対するアーユルレメディ
※過多月経になる原因は上記以外にも婦人科的疾患や他の病気が隠れていることがありますので、必ず婦人科を受診してください。※
食事
ピッタを減らしとヴァータを増やす食事をします。体を温める、熱くするような食事、過度に揚げたもの、すっぱいもの、辛いもの、しょっぱいもの、スパイシーなもの、アルコール、カフェイン、タバコ、清涼飲料水、炭酸飲料、添加物の多い食事は控えます。水分をとります。体を涼しくする、乾燥、渋味、苦味のある以下のような食材をとります。ブロッコリー、豆類、ほうれんそう、レンティル豆、大豆、コーンなど。
ライフスタイル
ピッタを減らし、ヴァータを増やすライフスタイルを過ごします。
ケミカルな化粧品、シャンプー、化繊の生理用品、タンポンをつかうのはさけます。暑い気候、暑い環境をさけます。
過度な性交渉、自分の体力を超えた運動や精神活動を控えます。
過度な性的興奮を起こすような本や写真を見るのを控えます。
ホームレメディ
1. 熟した1本をバナナを6gのギーとともに朝晩とる
2. アムラをとる。
新鮮な実なら毎日2個。手に入らない場合は、6gのアムラパウダーを朝晩とる。
3. 熟してないバナナをどろどろにつぶしたものを1日2回牛乳ととる
4. ザクロの葉7枚と米7粒を少量の水でつぶしたものを1日2回とる
アーユルヴェーダのハーブレメディ
Svetacandanadi churna
(white sandal, patha, sunthi, nagakesara, black pepper)
Utpaladi churna
(roots of red lotus, red sandal, cumin, roots of dhataki)
メタルレメディ
Pradari lauha
(kutaja, patha, bilva, abhraka bhasma, dhataki)
Chandransu rasa
(miercury, abhraka bhasma, vanga bhasama, sulphur, aloe vera)