マルマとは全身のエネルギースポットです
睡眠力を高めるためのマルマポイントとそのケアについてご紹介します。
マルマとはアーユルヴェーダでいう急所(エネルギースポット)で全身に107か所あります。中医学のツボと一致する部分もあれば、ピンポイントではなく広いエリアをさしていることもあります。
マルマのエネルギーが停滞すれば体の流れが滞って不調の原因になります。
適切にマルマをケアし、エネルギーのスムーズな流れを取り戻せば、不調を改善することができます。
とはいえ急所といわれるくらいですので、適切にケアしないとかえって致命的なダメージをあたえることもあります。マルマには部分によって傷つきやすさの程度が異なりますので、ここではセルフケアでも実践できるものをお伝えします!
さて、睡眠力ですが、すっと寝て、ぱっと目覚め、体も心もチャージされていると実感できるのが理想的な睡眠です。
寝つきが悪い、眠りが浅い、朝起きてもすっきりしていないなど、熟睡できていないときにはヴァータのエネルギーが乱れています。
ヴァータは神経系統と関係しているため、ストレスを減らし、眠りやすくする環境を整えることが大事です。
眠りの質を高めるマルマポイントは次の3つ
1.手のひらのタラフリダヤマルマ
呼吸器系、循環器系を整えるマルマになります。
探し方は、中指をおった時にくる手のひらの中央部です。
ここを親指で刺激します。
肘を曲げて手を肩に当てたとき中指にあたる僧房筋の部分です。
首肩の凝りをほぐすマルマ

3.シャンカマルマ(こめかみ)
ごま油をつかうと鎮静効果が高まり、睡眠を促します。
目の後ろのへこんでいる部分、人差し指で刺激します。
マルマはどれもリラックスした状態で自分の脈拍の速さで15回ほど刺激します。
1日に3-5セット行います。
はじめは痛みを感じることもありますが、数日で落ち着いてきます。
107か所のマルマ全図を見たい方はこちら
https://ayurveda.jp/marma-2
参考
マルマサイエンスの過去ワークショップより
http://mrityunjaymission.org/cms/
睡眠力を高める食生活
食事
□ アルコール、コーヒー、紅茶(カフェインのもの)タバコをさける
□ 新鮮な野菜、穀類を中心とした食事を次の食事までに気持ちよくお腹がすく量とる
□ 白湯を飲む
□ 寝る前にはミントティー、ホットミルク(シナモン入り)もおすすめです。
生活
□ 昼寝をしない
□ 朝日を浴びる
□ 日中体を動かす
□ 呼吸法・腹式呼吸
□ 夕食ははやめに軽く
□ 入浴は夕食前にすます
□ 寝る1時間前から照明を暗くし、パソコン、携帯は見ない
□ 夜10時より前に眠くなったら寝る
□ 布団に入ったら大の字で深呼吸する