liver

肝臓は体の中で巨大な化学工場のような働きをしています。

例えば、

食べ物を食べて消化し栄養素になったものをストックして置き、必要に応じて必要な形に変換して組織に届けます。

体に毒素が発生した際、解毒する役割があります。

胆汁を精製し、脂肪の代謝を助けます。

そして、体の中でもナンバー3に入るであろう優秀なこの臓器は、その機能の8割まで失われても再生する能力をもっています

面白いのが肝臓を切除すると、元の肝臓のサイズまでは戻りますがそれ以上は大きくならないそうです。

こんな素晴らしい臓器ですが、ウィルス、高脂肪な食事、アルコール、精神的なイライラなどで過度に負担がかかれば取り返しがつかないほどダメージを受けることがあります。

肝臓が処理しきれなくなると汚染物質が溜まり、細胞がめづめりを起こして炎症を起こします。

これが肝炎の状態です。

そのままほおっておけば、正常な細胞が死んで、結合組織(硬い組織)に置き換わりやがて肝機能が失われてしまいます。この状態が肝硬変です。

食べ物やウィルスを予防したとして、精神面から肝機能が衰えるメカニズムは次のように考えられます。

<font size=”4″>怒り、怨み、恐れをじっと耐える抑圧性格、しつこい、我慢をし続けるといった状態が続くと、
副腎髄質からアドレナリンが出続けることになります。

アドレナリンはグリコーゲンを分解し、血糖値上昇させます。

さらに、アドレナリンは血液中に分泌されるとコレステロールとなることがわかっています。

これが肝臓に負担をかけることにつながります。</font>

病は気から・・・気持ちが病気を作るのは、迷信ではありませんよ。

ものすごーーーく優秀でいつもあなたを支えてくれている肝臓をいじめずに感謝して労わってくださいね。

参考
ドクター木村の病気撃退法