九州産だけで作ったから九州パンケーキ
カンブリア宮殿で九州パンケーキを知り、六本木の512Cafeに食べに行ってきました!
九州パンケーキについてはこちら
⇒http://www.kyushu-pancake.jp/
九州出身の社長が、九州の生産者を周りここぞと選んだこだわりの九州産小麦粉や雑穀で作ったパンケーキ粉です。
食べてみると雑穀の風味がして、もっちりしています。パンや小麦粉製品を食べると食後眠くなったり、胃がおもくなったりしますが、九州パンケーキはたっぷり頂きましたが重さはそこまでありませんでした^^
グルテンアレルギーのこと
最近、小麦粉製品を食べないようにしているグルテンフリーの話をよく聞きます。例えば、テニスのジョコビッチ選手や、女優のミダンダカーが取り入れているのは有名ですが、アメリカではグルテンアレルギーと見られる病気が少なくないのだそうです。
日本国内の小麦粉の生産量は10%程度で9割が輸入です。そしてそのNo.1の輸入元はアメリカです。
お客様の中でもアレルギー性の症状、皮膚炎や鼻炎や免疫力が低いといった訴えの方で小麦粉を極力減らした結果体調が良くなったという方がいます。
小麦粉は世界中どこでも食べられていますし、人類がずっと食べてきたのになぜアレルギー?と思いますが、どうやら大量生産や気候につよい種を作るために品種改良を度々行ってきたことで、人間の消化がおいついていないという背景があるそうです。
自然界の中で種が変わるには何世代もかかります。しかしラボの中では時間を猛スピードで早送りして品種を変えてしまうことができます。
とはいえそれを食する人間の遺伝子は一世代のうちにはかわりませんので、同じ小麦粉製品を食しているつもりでもいつの間にか消化できないものにかわってしまっているということが考えられます。
アーユルヴェーダではそもそも病気の原因は消化不良だと考えています。グルテンアレルギーの場合にも小麦粉などに含まれているグルテンが正しく消化されずにアレルギー反応を起こしている状態です。この消化できずに体内にとどまった未消化物をアーユルヴェーダではアーマ(毒素)と呼んでいます。
小麦粉に関しては今まで遺伝子組み換えはタブーとされ日本では輸入を禁止しており、アメリカでもNGとなっているそうですが、今年の8月にはアメリカで遺伝子組み換え小麦がみつかったという報告があります。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/attach/pdf/index-8.pdf
アーユルヴェーダでは食べなれているものを食べなさいという食事のルールがあるのですが、それはその土地で収穫できるものはその土地に住む人たちが食べ続けてきたことで、体が消化・代謝する機能が十分であることを意味しています。
自給自足が一番良いとして、それが出来ない現代人としては、なるべく国産のもの、添加物が少なくシンプルなものを選んで頂くのが良いのだと思います。
九州パンケーキは粉自体も販売されているので、パンケーキが食べたくなったら今度は自分で作って食べてみたいと思います^^
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