
スマホが普及してから、首のコリ、眼精疲労、頭痛を訴えるお客様が急増したように思います。
アーユルヴェーダではその頭痛がどのドーシャに関連しているかによって対処法がかわります。
ヴァータ性の頭痛
不安、緊張が強い、緊張性の頭痛です。血流をよくしてリラックスします。
大の字で深呼吸をする
オイルでヘッドマッサージをします。(オイルはオリーブオイル、加熱処理したごま油など)
頭を洗いすぎないようにし、髪を洗った際は必ず乾かします。
しゃべりすぎ、動きすぎ、予定の入れすぎに気を付けます。
コーヒーなどのカフェインを含む刺激物をさけます。
PCやスマホで目を酷使しない、特に電車の中、寝る前はさけます。
目が疲れたら蒸しタオルで温めます。
十分な睡眠をとります。
ピッタ性の頭痛
頭に熱がこもる、目の奥が痛い、充血をともなう頭痛、脈打つような片頭痛
目や頭部に過剰な熱がこもって起こる頭痛です。刺激を少なくして頭をクールダウンさせます。
ローズペダルとはちみつを混ぜたもので前頭部のマッサージをします。またはローズオイルをぬります。
コーヒーなどのカフェインを含む刺激物、チョコ、揚げ物、アルコールをさけます。
PCやスマホで目を酷使するのをやめます。
目が疲れたら冷たいタオルで冷やします。
水を飲みます。
部屋を暗くして横になります。
カファ性の頭痛
後頭部が重い、ずーんと重い頭痛
体のチャネルにブロックが起きて頭が重くなっているので流れをよくします。
チャネルのブロックをとりのぞくためにクミン、コリアンダー、ミントなどお湯に入れてティーにして飲みます。
乳製品、精製されたお砂糖、白米を控えます。
消化不良を起こすので、夜遅い食事、食べ過ぎ、昼寝をさけます。
白湯を飲みます。
ストレッチ、体操で腸の動きを活発にし、便秘を解消します。
座りっぱなし、寝すぎをさけ、入浴、適度な運動で汗をかきます。