韓国人のお客様で、日本に来てからパンが美味しくて太りました(><)という方がいましたが、パン好きの方はちょっと注意です。
通常レストランやカフェのメニューでサンドイッチやパンのプレートというと 軽食 扱いですが、アーユルヴェーダ的にいうとパンは決して消化しやすいものではありません。
特に
便秘がちの方
ガスがたまりやすい方
肌が乾燥する方
食後眠くなる方
胃もたれがある方
こんな人はパン食要注意です。
炭水化物の中では ご飯よりもパンの方が太らないイメージがあるようです。
また仕事が忙しいとパンは手軽に食べられるのでついついパンが多くなってしまうという方もいます。
しかし、それが菓子パンであれば当然 精製されたお砂糖やバター、また体を錆びさせるマーガリンやショートニングが少なからずはいっていますし、精製された小麦も血糖値を急激に上昇させますので血糖が不安定になり精神的にもイライラしたりしやすくなります。
では 全粒粉や小麦胚芽のパンなら良いか?
答えはNO!
パンはご飯に比べてパサパサしていて水分がすくないですよね。
朝はシリアルまたはトースト
昼はサンドイッチ
夜は生野菜のサラダ
といったお客様で2週間便がでず、やっと便が出た時には石みたいに固いお通じを激痛を伴いながら出したという方がいました。
人間の体は60%以上は水分です。
そして毎日失っている水分、新陳代謝によるもの、おしっこなどの合計は少なくとも1.5L以上です。
夏場のように汗を常に書いている状況であれば3L近くになることもあります。
ということは、パン中心の食事で水分もあまりとっていない、良質な油で調理した食事もないということになれば、体の中はカラカラで、腸や便からも水分がとられて 便秘やガスがたまって当然です。
さらに、パン食の上に痩せたいからと言って体脂肪を減らす系の渋い緑茶、ウーロン茶を飲んだりすると体から水分や油分が抜け落ちてますますカラカラになりますので要注意です!!
パンを食べるなら、温かいスープをつける、オリーブオイルやバター、ジャムをつける、いつもより温かい飲み物を意識してとる、サラダは温野菜にしてオリーブオイルやオイルの入ったドレッシングをかけるなどしてくださいね。