感情によって涙の味はかわる
感情によって涙の味が変わるのをご存知ですか?
嬉しいとき、悲しい時、自然と涙しますが、この涙、自律神経と大きな関係があります。
例えば、悔し涙は、戦う神経である「交感神経」が刺激されることによって分泌されます。この搾り出すように流す涙は、量が少なめで、ナトリウムを多く含んでいるために、しょっぱい味がするそうです。
それから、うれし涙、感動して流す涙は、リラックス神経である「副交感神経」が刺激されることによって分泌されます。涙の量が多く味は水っぽくて薄口です。また脂肪分が少なく、カリウムが多めだそうです。
涙は抑えてはいけない生理的欲求
アーユルヴェーダ的には、涙を流すことは13種類ある生理的欲求の1つで、これを我慢すると病気になるとしています。
涙は我慢せずに流しましょう。穴という穴から出るものはアーユルヴェーダでは老廃物で、その欲求が起きたのに押さえてしまうとその排泄経路をブロックして流れを阻害してしまいます。この詰まりが解消されないと体に不調がおきてきます。
涙にはストレス物質が含まれていることもわかっており、涙を流すことですっきりするのはそのためだとも言われています。
とはいえ、日本男児は涙を見せるなんてと我慢してしまうかもしれません。
アーユルヴェーダでは、万が一涙を我慢してしまった時は、楽しい仲間と適量のむお酒が解消してくれるともいっています。
アーユルヴェーダが言っていることが、現代の科学で解明されていくのはとても新鮮で面白いです。
最近涙してない人におススメのドラマ
ちなみに私が最近流した涙は・・・ドラマ・マハーバーラタ
人間が生きている間に体験するすべての感情が含まれているストーリーと聞いていましたがその通りです!?
但し超大作なので、一気に見ようと思うと大変です(;´・ω・) モニターの見すぎが原因で体調不良にならないように一話ずつのんびり見てくださいね。
インドで放送されていた当時の視聴率は90%を超えていたといいますが、世界最古の抒情詩を実写化しているだけあって内容は現代人にこそ必要な”生きているとなどういうことか”を扱っています。
本当の愛とは何か、
ダルマ(生まれてきた目的、使命)
といった難しいテーマですが、すーーっと分かりやすく伝わってきます。
心の深いところ・・・きっとそこに魂があって、魂が震えて涙が流れる感じがしますよ♪