風邪の4タイプ
アーユルヴェーダでは一般的な風邪を pratishyayaプラティシャーヤ と呼び、どのドーシャが関係しているかによって4タイプに分類しています。
ヴァータ性(風)
鼻腔の渇き、関節の痛み、声が枯れる、頭痛
ピッタ性(火)
鼻の熱感、炎症、発熱、口渇、黄色い鼻汁
カファ性(水)
鼻腔に鼻汁がたまる、過剰な唾液、食欲不振、頭も体も重い、咳
すべてが関係している
混合タイプ
上記が混じった症状が出る
風邪かなぁと思ったら、まずは症状をよくみてどのドーシャが関係しているのかを確認します。その上で乱れているドーシャのバランスをとる食生活とレメディを取り入れます。
一般的な風邪のアーユルレメディ
- ごま油オイルうがい、喉のオイルマッサージ
ごま油は白ごま油を購入し100度に加熱して冷ましたものを使用します。加熱処理は購入時1回のみでOKです。 - うがい。
普段…塩水でうがい
喉が痛い時…ぬるま湯コップ1杯にターメリックを入れて煎じて半分量になったものでうがいします。
喉が痛い時…フェヌグリークシード入れて煎じて半分量になったものでうがいします。 - リコリスティー
ヴァータ性、ピッタ性の風邪におすすめ。痰が出そうで出ない症状やのどが痛い時によいです。リコリスは冷性でかつ去痰作用があります。 - ジンジャーティー
カファ性の風邪におすすめ。殺菌作用、消炎作用があります。 - カモミールティー
殺菌作用があり、腸粘膜を保護してくれます。 - トゥルシーティー 3-4枚とクローブ3-4個を入れたティー
- はちみつをとる。
- 白湯を飲む。レモン汁入れてのむのもよい。ビタミンCの補給として。
- フェンネルシード、黒胡椒パウダー、クミンシード、コリアンダーシード、みじん切りの生姜を各小さじ1杯を1Lの水に入れて2-3分沸騰させてから濾したものを保温ポットに入れて1日かけて飲む。はちみつを混ぜても良い。
- 蒸気の吸入で鼻・喉を保護する。
- 水1Lを沸騰させ、クローブオイルとユーカリオイルを各3-4滴、ミント8-10枚をすりつぶししたものを加えたものの蒸気を吸入する。
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