アーユルヴェーダではおねしょはヴァータドーシャ、特にアパーナヴァータの増悪が原因だと考えます。
アパーナヴァータは骨盤エリアに位置し、便、尿の排泄に関係しています。アパーナヴァータに乱れがあると、尿をコントロールしている神経、筋肉が弱まりおねしょを引き起こします。
おねしょは故意にしているわけではないので、だれでも経験すること、一生おねしょをするわけではないことを伝えて無条件にサポートすることが何より大事です。
他の人の前でおねしょの話題をするのはもっての他です。
兄弟たちにもおねしょする子をからかったり、いじめたりしないようみんなの愛とサポートが必要なことを言い聞かせます。
食事
カフェインを含むもの、柑橘系のジュース、チョコレートはさけます。
甘いものを与えすぎないようにします。
揚げ物、辛いもの、酸味が強いものも控えます。
就寝2時間前には夕食を食べ終え、飲み物は日が沈んだらあげないようにします。
ライフスタイル
ベッドに入る前には必ずトイレに行くことを習慣にします。
夜中も起きてトイレに行っていいことを伝えます。
常夜灯をつけておき、夜にトイレに行くのが怖いと感じないようにします。
外で遊ばせるなど戸外での活動を多くさせます。
コンピューターやビデオゲームのやり過ぎはいけません。
練るのに最適でストレスフリーでいられる環境をつくり、もしおねしょをしてしまったらすぐに清潔にして眠りに戻れるようにします。
ホームレメディ
※ホームレメディはお薬ではありませんので、医師の診察・処方薬にかわるものではありません。
黒ゴマ団子
材料
黒ゴマ400g
食用ガム400g
ターメリック100g
黒砂糖400g
ギー500g
作り方
ゴマを弱火で乾煎りし粗くつぶす
ターメリックをギーで炒める
砂糖で飴を作る
材料すべてを飴に加え、25gずつ団子状にまるめます。