人間は2足歩行しているため、お腹の中にある臓器は全部骨盤で支えています。
骨盤は1日のリズム、1か月の月経のサイクル、季節、また妊娠・出産などに応じて開いたり閉じたりしています。
このリズムが正しく行われていない、または日常の姿勢に問題があると骨盤がゆるんだり、ゆがんだりして、臓器を正しい位置で支えられなくなります。
骨盤がゆるむと当然中の臓器は重力の影響で下にさがります。
すると下腹部がぽっこりでる、下半身への血流が悪く足がむくむ、生理の時の腰やお腹の痛み、痔、尿漏れといったことにつながります。
この内臓下垂があるかどうかを調べる簡単な方法としてはヒップのサイズを2か所で測ってみます。
内臓下垂のチェック方法
1.立った姿勢でお尻の一番膨らんでいるところと恥骨(毛の生えているあたり)をとおる線でヒップを計測します。
2.恥骨の位置は変えずに横になり、お尻を高くした状態で一番ふくらんでいるところを計測します。
立っている姿勢は重力の影響をもろにうけています。横になっておしりをあげている姿勢では内臓が上にあがり重力の影響をうけていません。このことから、1と2の差が大きいほど内臓下垂があるということになります。
いかがですか?
もし内臓下垂があるなぁという方は次のことを気を付けましょう。
☆普段の姿勢が猫背
☆夜遅い食事
☆食べ過ぎ
☆運動不足
☆便秘気味
特に産後は、3kg前後の赤ちゃんを産んだというだけで骨盤が広がり、臓器を支える骨盤底筋肉が緩みがちになります。
腰痛や生理痛など症状がある時は骨盤を支えるさらしやベルトを巻いて内臓を正しい位置にもどして改善させ、症状が落ち着いたら腹筋・背筋・特にお尻の穴・膣を意識的にぎゅーっとしめる骨盤底筋運動を行いましょう。
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