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健康に気を使っているからといって体質に合わない食事をしていることもある

安倍首相も悩まされたという潰瘍性大腸炎や小腸に潰瘍ができるクローン病など、腸に炎症性の疾患があり悩んでいる方が増えています。

潰瘍まで行かなくても下痢が続いているという方も含めればかなりの方が悩んでいます。

腸に炎症がおきるトラブルに関して鍼灸師であり中医学、アーユルヴェーダにも詳しい泉晶先生が以前興味深い症例を教えてくれました。

泉先生はご自身のクライアントさんでクローン病の方がいたそうで、その方は30代、サラリーマン男性で本人は食事は気を付けているので問題がないとおっしゃる方だったそうです。

しかし栄養素を吸収し、毒素を排出する器官である腸にトラブルが出ている場合は、ほとんどの場合食事の間違えがあります。

食事には問題がないと言っていたその男性の場合は、朝食に毎回食べているサンドイッチが原因だったそうです。

美味しい食べ合わせが消化不良の原因に

サンドイッチですよ?何が悪いんだろうって思いませんか??

実はそのサンドイッチは生クリームがたっぷり入った果物サンドだったそうです。

アーユルヴェーダでは乳製品と果物の組み合わせはアーマ(毒素)を生み出すので一緒に食べてはいけませんといいます。

この男性は泉先生の指導のもと、朝食のサンドイッチをやめたところ3週間~1か月で症状が軽快したそうです。

でも時々やっぱり好きなのでフルーツサンドを食べるとてきめんにまた腸にトラブルがでるのだそうです。

他にも果物、特に酸味の強い果物(キウイ、マンゴー、ベリー、柑橘系の果物)入りヨーグルト、冷たい牛乳とオレンジジュースは食べ合わせがよくない組み合わせです。

もちろんヒマシ油湿布もよいそうですが、呼吸器疾患や皮膚トラブルがあるときはやらない方がいいそうです。この時はメインのマラ(便、尿、汗)で毒素を排出しなければならないものがヒマシ油をすることでそこから一気に出ようとしてしまうので毒素が落ち着くまではやらないそうです。

私も以前はフルーツサンド大好きだったので、はっとする内容でした。