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高カロリー低栄養食が欲しくなるのはどんな時

昨日サロンの親会社ヴィディアジャパンの営業さん向けにアーユルヴェーダ講座を行いました。

実はヴィナーヤアーユルヴェーダの親会社は、インドでアーユルヴェーダの植物をエキス剤にして海外に輸出している会社です。

営業さんはいづれも大手食品会社で働いていて、ヴィディアに転職された方なので、業界的には詳しいのですがアーユルヴェーダのことがわからないということで今回お話しすることになりました。

その中のお一人は、50代男性で糖尿病、イライラしやすい、薄毛が悩みでした。

そして、彼の生活といえば 仕事中はとにかくコーヒー、ココナッツチップス、お酒もよく飲まれるそうです。

お客さまでも ポテトチップ、ポップコーンなどジャンキーなスナックが大好きでそれを夕食代わりにしていたり、夕食後のデザート?として食べていたりする方がいます。

そいういう方に一番多い訴えは

”イライラ、だるさ、疲れやすい”

ジャンキーな食事は、高カロリー低栄養食

心や体が疲れてくると、本来は休息が必要なのですが、それができない状況では、とにかくエネルギー不足なので高カロリーなものが欲しくなります。

しかし、単に高カロリーなジャンキーなものやアルコールを摂取すると栄養はありませんので、エネルギーが回復することはありません。

舌だけでなく、体も心も喜ぶ食事をとりましょう

アーユルヴェーダでは、お食事は単にカロリー摂取の問題ではなく、体にも心にも栄養のあるものをとらなければいけないと考えています。

アーユルヴェーダでは栄養のことをいう時に、タンパク質、脂質、ミネラルという栄養素の前に、プラーナ(生命力)があるかどうかを大事にします。

プラーナ(生命力)豊富な食べ物とは、新鮮な野菜、果物、穀類、豆類を中心とした調理したての食事です。

例えばニンジンやジャガイモは冷蔵庫に入れておくと芽が出たり、ひげがのびたりしますよね?

これはニンジンやジャガイモの中に生命力(プラーナ)が沢山ある生きている状態です。

でも添加物、ジャンキーなものは時間がたっても変化しないのは生命力がほとんどないからです。添加物に至っては自然界に存在していないものなので、人間は消化するシステムを持たず毒素として体内に蓄積されてしまいます。

これらプラーナ(生命力)がない食事を続けていると、カロリーは十分とれているはずなのに”疲れやすく、だるく”なります。

とはいえ、ジャンキーなものは中毒性があり美味しく感じますよね。

これらの濃い味付けに慣れてしまうと中々薄味、素材の味に満足できないという方がいらっしゃいます。

ジャンキーな食事から抜け出すためにはじめたい習慣

そんな時まず試して頂きたいのはお白湯。それこそはじめはお白湯がまずく感じるかもしれませんが、やかんで沸かしたお湯をゆっくりすするようにしていると味覚がどんどんとぎすまされていきます。

またお食事にお出しやスパイスを使うのもおすすめです。ガラムマサラというスパイスミックスならスパイス初心者にも使いやすく味にこくがでて消化促進になるのでおすすめです。
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ちなみに、味を感じる舌の表面にある味蕾は新陳代謝が活発で約10-12日で入れ替わるとされています。

つまり味覚は2週間で変えられるということです。

心にも体にも栄養になる食事を選んでくださいね。