良くやるストレッチが肩こり・むくみを悪化させている
私たちが”常識”だと思っている健康法が実は状況を悪化させていることはよくあります。
例えば ストレッチ!
最近都内ではストレッチ専門店が急速に増えていて、私も行ったことがあります。
十分経験のあるトレーナーであれば問題ないのですが、知らないとかえって体に負担がかかることがあります。
特に自分でやるストレッチには注意が必要です。
例えば、首や肩が張る時にこんなストレッチをしませんか?
NG
またはふくらはぎが張っている時のこんなストレッチしていませんか?
NG
これらは実は逆効果!!
背中が張る、肩が張る、ふくらはぎがパンパン・・・
といいますが、これらは筋肉が引き伸ばされて張っている状態です。
既に引き伸ばされて張っている筋肉をさらに引き伸ばすストレッチはしてはいけません!
首、肩、背中、腰の張りには、ストレッチをするのではなく、伸ばされて負荷がかかっているところをゆるめてあげるとゆるみます。
例えばデスクワークで背中が張る人であればおすすめは胸を開いて背中の張りをゆるめるこんなポーズ
OK
立ち仕事でふくらはぎがパンパンな方であればこんなポーズ
OK
糖質の摂りすぎで肩こり・むくみがでることがあります
首・肩こり・冷え・むくみが該当する人、特に左半身に出やすい方は、糖質の問題が考えられます。
糖質をとりすぎると、血管は砂糖漬けの状態となり、もろくなり血管に炎症がおきて、体に炎症性のトラブル糖化がおきます。
そもそも日本人の食事は、ふっくらご飯が中心で、煮物など味付けも甘いものが多いです。それに加えて、夜はアルコールを飲み、夕食後にチョコ、洋菓子などおやつを食べる習慣がある人がすくなくありません。
糖質のとりすぎは、胃の消化力を落とします。
胃は体の左側に位置するため、消化不良が続くと左半身の血流がわるくなり、左の肩・首がはってきたり、臓器が下垂することで、下肢への血流がわるくなり、下肢の冷え、むくみなどにもつながります。
アーユルヴェーダでは病気の原因のほとんどが間違った食事やライフスタイル、特に習慣化しているものにあるとしています。
良かれと思ってやっていることがかえって不調の原因となっていることもあります。
体の声をよく聞いて習慣を変えてみるのも大事ですよ。