ホリスティックデトックス協会の合宿セミナーより
今回からアロマテラピーの先生として和田文緒先生が講師に加わりました。
和田先生はアロマテラピーに関する著書で最も売れている”アロマテラピーの教科書”の著者であり、サロン、病院、訪問でアロマテラピストとして活躍される傍ら、大学でアロマテラピーの研究もされています。
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アロマテラピーをこよなく愛されていることもあり、授業がとにかく面白い!こんな切り口でアロマテラピーのお話を聞いたのははじめてという目からウロコの内容が盛りだくさんでした。
特にアロマテラピーの精油を選ぶ基準として、植物のどの部位からの精油なのかを考えるといいですよというお話がありました。
美顔・ココロにはお花の精油
例えばお花からとったネロリ、ローズ、ジャスミンといった精油はどれもとても効果で美容に最適!植物にとってもお花は顔ですよね!
さらに脳へ働きかける作用も高いことから抑うつ気味の時にも良いそうです。
確かにお花の精油の香はどれも幸せな気分になりますよね。
全身巡らせるなら樹脂の精油
樹液は木の中をめぐって傷を修復させる働きがあります。そういう意味で体内の巡りを良くするのが特異な精油が多いそうです。例えばフランキンセンス、没薬など。
呼吸器系には葉の精油
植物にとって葉は光合成をおこない呼吸をするところ。なので葉の精油は呼吸器系に働きかけるのが得意なのだそう。例えば、ユーカリ、ティートリー、松葉由(パインニードル)など。
下腹部には柑橘系や木の幹の精油
かんきつ系のオイルは元気が出ますよね。消化の火を高めるのにもおすすめ。植物の実や体幹に当たるところが、体の体幹にもよい精油とのことです。
グラウンディングには土臭い精油
パチュリー、ベチバーといった 土臭い香の精油には、グランディング作用が強いのだそう。気が上にいってフワフワする人にはこういう精油を使うと地球につながる感覚になりやすいのだとか。
全身のトリートメントを組み立てる時などは植物のすべてのパーツを組み合わせたブレンドにすることで、地にグラウンディングしながら空に向けて伸びていくようなバランスのとれた内容になるそうです。
面白いですよね^^植物と人間が繫がっていて、アロマテラピーは植物の力を借りているんだなぁというのがよくわかります。
和田先生は幅広い分野でアロマを提供されていますが、オイルが基本なれどオイルを塗ることに抵抗がある方も多いのを感じています。そこで、もっと手軽に取り入れるために様々なアロマクラフトも研究されています。こちらの本もおすすめです。
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